Master of Public Policy, MPP

公共政策のプロフェッショナルを育成するガバナンス研究科

熊谷 一平さん(気仙沼市議会議員)



気仙沼市議会議員(2018年4月当選、1期目)。大学卒業後、宮城県職員として行政事務に従事。宮城県に在住、勤務しながら通学。修了と共に退職し、1年の政治活動を経て現職に初当選。

ガバナンス研究科に進学した動機は何でしょうか?

政治家になろうかと検討した際、現役議員や首長が多数在学、修了している当研究科で実際に政治家の姿を見てどうするか判断しようと思ったのが主な進学動機です。また、大学院で最新の研究や情勢を学ぶことは、行政職員を続けることにしても有益だとも考え進学しました。

在学中は政治家を志すにあたり、現役政治家の在学生、修了生から沢山のアドバイスを得ました。中には政治の世界の厳しさを指摘するものもありましたが、信念を持ち行動する在学生、修了生の姿を目の当たりにして、自分も政治家として地域を支える力になりたいと決意できました。

私にとって当研究科に進学したことは、政治の道を歩むことになった決定的な転機となりました。

ガバナンス研究科で学ぶ魅力は何でしょうか?

多様性の中で、最新のトレンドを教材として異なる視点から「公共」のあり方を考える力が養えます。専門研究者だけでなく実務経験者教員も在籍しており、幅広く最新のトレンドを学ぶことができます。入学当初、学部時代に学んでいたことが既に現在のトレンドではなくなっていることに衝撃を受け、情報のアップデートの重要性を認識しました。

私は政治の道を目指しましたが、新しいことを始めようとする方だけでなく、同じ分野でキャリアを積み重ねていきたい方にとっても、これまでを振り返り、新たな視点に気づくことができるのが当研究科で学ぶ魅力だと思います。

ガバナンス研究科へ進学を検討している方にメッセージをお願いします。

首都圏以外にお住まいでも、フルタイムで働いていても、しっかり2年で修了できます。自分自身がそうだったので、遠方の方にこそ進学をお勧めしたいです。最新の研究や多様な人材に出会うことは学費以外に交通費や宿泊費を払っても十分に元が取れます。修了後も続く学びの機会や人材のネットワークは一生の宝となります。OBの一人として皆様の進学をお待ちしています。