2019年度 生田キャンパス教育研究システムの更新について
・2019年4月より、生田キャンパス・教育研究システムが新しくなります。
・新システムでは「インターネットログインサーバ (sagami2)」が廃止となります。詳しくはこちらをご覧ください。
・ファイルサーバ移行を円滑に進めるために、不要なファイルの整理にご協力ください。(2019年1月末までにお願いします)
・新キャンパスストレージの現行システムとの変更点について、詳しくはこちらをご覧ください。
・教員の皆様を対象に、新システムを先行して公開いたします。詳しくはこちらをご覧ください。
今回のシステム更新により、以下の機器が新しくなります。
- 情報処理教室1~9、教育用情報処理室、研究用情報処理室、CALL教室1,2、メディアライブラリー、教材作成支援コーナーの各パソコン、プリンタ
- 高速スカラ演算サーバ
- PCクラスタ
- キャンパスストレージ/ファイルサーバ
- オープンPC
・Windows系は Windows 10 になります。 (現在は Windows8.1)
・UNIX系は CentOS 7.5 になります。 (現在はCentOS6.4)
・学生卓のCD/DVDドライブを廃止致します。
・教師卓については従来通り「DVDスーパーマルチドライブ」が搭載されます。
アプリケーションソフトウェアが変わります(Windows)
・Office 2019 になります。 (現在はOffice2013)
・ライセンス形態の変更に伴い、Adobe製ソフトウェア(Acrobat、Illustrator等)は、情報処理教室2および教育用情報処理室、教材作成支援コーナーのみ導入します。その他の教室では利用できませんのでご注意ください。
・その他のアプリケーションについても、動作上の問題が無い限り、最新バージョンとなります。
・PCからのUNIX起動手順が変わります。
・従来はWindowsを起動した後、仮想環境にてUNIX(CentOS)を起動していましたが、デュアルブート方式に変更となります。これにより、新システムではPC起動時にOSの選択(Windows / CentOS)を行うようになります。
・PC起動時にOSの選択を行わなかった場合(デフォルトOS)はWindowsです。
・プリンタから印刷する際の枚数制限を、「月単位」から「年単位」に変更します。
・
枚数制限値を超えた場合の追加申請は、プロッタに限り可能です。プリンタへのポイントの追加はできません。
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プリンタ |
プロッタ |
一年間で利用できるポイント数 |
1300 ポイント |
60 ポイント |
1枚あたりの消費ポイント(A4モノクロの場合) |
1 ポイント |
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1枚あたりの消費ポイント(A4カラーの場合) |
3 ポイント |
1 ポイント |
・教育用情報処理室のプリンタをオンデマンド方式へ変更します。
・利用者は、教育用情報処理室内のどのプリンタでも自分の印刷物を取り出すことができます。これにより印刷待ちや他人の印刷物との取り間違いが無くなります。
・オンデマンド方式プリンタに対し、Webブラウザから印刷ファイルの投入も可能になります。
・情報処理教室や教育用情報処理室、研究用情報処理室のPCを利用する際のアカウントは「基盤サービス利用アカウント」のみとなります。
・これまで生田キャンパス以外の皆さまが、一時的な利用の際に用いていた「共通認証アカウント」ではPCを利用できなくなります。今後は「基盤サービス利用アカウント」(2017年のアカウント統合により本学全学生に発行済)をご利用ください。
・Windowsに加え、CentOSも利用できるようになります。
・これにより、学生の皆様は、Windowsばかりでなく、CentOSについても、自宅のPCやタブレット端末を用いて情報処理教室のソフトウェアを用いた課題や自習をいつでも行えるようになります。また教員の皆様は情報教室の授業準備が自宅等からも行えるようになります。
※ソフトウェアライセンス上の理由により、仮想デスクトップでは利用できないアプリケーションがあります。
インターネットログインサーバ(ホスト名:sagami2)の廃止
・教員の皆さまへ:
授業単位でのノートPCの貸し出しを行います。事前予約制(通期または単発)で最大40台まで貸し出し可能です。アクティブラーニングを活用した授業などでご利用ください。
・メディアライブラリーご利用の皆さまへ:
従来、メディアライブラリーに常設していたPCは廃止し、窓口にてノートPCを貸し出す運用に変更いたします。もしも授業利用の予約がある場合は授業を優先いたします。
Linuxサーバ(ホスト名:isc-iasrv)の強化
・CPUの総コア数が2.5倍になります。(現在:16コア,2.7GHz → 新:40コア,2.4GHz)
・メモリ搭載量が1.5倍になります。(現在:256GB → 新:348GB)
・GPGPUが追加されます。(nVIDIA製)
・アプリケーションソフトウェアは、すべて最新バージョンになります。
・計算ノードの総コア数は変わりません。(768コア, 39TFLOPS)
・計算ノードの総メモリ搭載量が約1.5倍になります。(現在:1536GB → 2304GB)
・ジョブクラスの見直しを行い、より多くのコア数を用いた大規模計算ができるようになります。
・MPIに加え、OpenMPにも対応します。
・アプリケーションソフトウェアは、すべて最新バージョンになります。
・フォルダ毎のディスク使用量に上限を設けます(クオータ制限、上限値は2TB)
・グループメンバー管理システムを更新いたします。これにより研究室のメンバーを「研究室グループ」に追加・削除する際の操作手順が変わります。
・現在2TBを超える研究室フォルダについては、利用者ご自身でデータを移行するようお願いいたします。該当するフォルダの管理者には、別途、ご連絡いたします。
・現キャンパスストレージ上のファイルは、今回導入の新ファイルサーバへ移行しますが、移行時間短縮のために、不要なファイルの整理をお願いいたします。(2019年1月末頃までにお願いします)
・ストレージ機能を強化するために、NextCloudを導入します。
・キャンパスストレージ並びに個人用フォルダ(マイドキュメント等)に、学外からWebブラウザやスマートフォンアプリでアクセスできるようになります。
・学内外の共同利用者とのファイル共有を、容易かつ安全に行えるようになります。
・ファイルサーバ統合管理システムとして、ジャストシステム社のGDMSを導入いたします。
・キャンパスストレージのフォルダ管理者に対し、フォルダ内の使用状況や分析を行う「ファイルサーバの見える化」機能を提供します。
生田情報メディア