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国際日本学部

国際日本学部シンポジウム「メビウス×浦沢直樹+夏目房之介」(司会:藤本由香里准教授)開催

2009年04月10日
明治大学

『Arzak』(2009)(C)Moebius Production の表紙から『Arzak』(2009)(C)Moebius Production の表紙から

『Arzak』(1976)(C)Moebius Production から『Arzak』(1976)(C)Moebius Production から

「Rêve du Major」(2007)(C)Moebius Production「Rêve du Major」(2007)(C)Moebius Production

明治大学国際日本学部では5月9日(土)に、フランスのみならず世界を代表するマンガ家であるメビウス(本名:ジャン・ジロー)氏を日本にお招きし、駿河台校舎アカデミーコモン3Fのアカデミーホールにて、京都精華大学と共同でシンポジウムを開催することになりました。

1960年代半ば、『ブルーベリー中尉』で人気作家となったメビウス氏は、1975年、いまや伝説となったSFマンガ誌『メタル・ユルラン』を仲間とともに創刊。独特な絵柄と世界観を持ったSF作品を次々に発表し、その衝撃的な作品は、現在に至るまで世界中のアーティストに強い影響を与え続けてきました。日本でも、メビウスから影響を受けた作家として、手塚治虫・宮崎駿・大友克洋・谷口ジロー・松本大洋・寺田克也…といった作家たちの名前があげられ、彼らはみな、メビウスに敬意を表してきています。またメビウスは、ハリウッド映画ともかかわりが深く、映画『ブレードランナー』にも間接的に影響を与えたといわれ、『エイリアン』『トロン』『フィフス・エレメント』といった作品には、実際にコンセプチュアルデザイナーとして参加しています。

そのメビウス氏を日本に迎えて、5月9日(土)駿河台校舎のアカデミーホールで、『PLUTO』『20世紀少年』などで知られるマンガ家の浦沢直樹さん、マンガコラムニストで学習院大学大学院教授でもある夏目房之介さんとともに、下記のような大々的なシンポジウムが開かれます。日本のマンガとヨーロッパのマンガの影響関係を考える貴重な機会になると思います。この歴史的なイベントにぜひご参加ください。
                
                        記

【日 時】  2009年5月9日(土) 13時30分 〜 16時00分 (12時30分開場)

【場 所】  明治大学駿河台校舎アカデミーコモン3F アカデミーホール

【定 員】  1050名(先着順・入場無料)
       ※誠に申し訳ございませんが、定員になり次第、入場をお断りさせて
         いただきます。

【出演者】  メビウス×浦沢直樹+夏目房之介  司会:藤本由香里

【内 容】  *シンポジウム「メビウス ∞ 描線がつなぐヨーロッパと日本」

         メビウス×浦沢直樹+夏目房之介 司会:藤本由香里
                 
           ・メビウス氏の人と作品(ビデオクリップ)
           ・メビウス氏、自作を語る
           ・メビウス氏、日本マンガを語る
           ・それぞれのメビウス体験
           ・日本マンガの中のメビウス
           ・ヨーロッパのマンガと日本マンガ   ………etc.

       *メビウス氏によるライブ・アート・パフォーマンス

【主 催】  明治大学国際日本学部 

【協 力】  メビウスプロダクション 在日フランス大使館
     
                                            以 上