ゼミ生の発表に耳を傾ける松原区長(右手奥)
山脇啓造教授担当のゼミナール(3年)では、外国人住民が多く多文化共生施策の取り組みを積極的に進めている新宿区と大田区における外国人住民への情報提供のあり方について、今年度、外国人住民へのインタビューなど、両区との協働による調査研究を行いました。
そして、調査結果を踏まえた新たな情報提供のあり方について、10月16日には新宿区に関する報告会を、10月17日には大田区に関する報告会を行い、政策提言を行いました。
明治大学で行われた新宿区の報告会には、新宿区役所から文化観光国際課の月橋達夫多文化共生担当副参事、宮端啓介しんじゅく多文化共生プラザ所長にご参加いただきました。
一方、大田区の報告会は大田区役所の区長室で開かれ、松原忠義大田区長に直接、政策提言を行いました。
羽田空港の国際化で注目が集まる大田区では、国際都市をめざして、多文化共生のまちづくりに力を入れています。松原区長は提言内容をできるだけ来年度予算に反映させたいと、ゼミ生たちをねぎらいました。