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国際日本学部

国際実践科目3の受講生が大田区における観光促進の提言を行いました

2012年01月16日
明治大学 国際日本学部事務室

発表する学生達発表する学生達

講評中の青木観光課長講評中の青木観光課長

 2012年1月11日の国際実践科目3(担当教員:山脇啓造)の授業で、大田区観光課の青木毅課長を招き、受講生が大田区における観光促進の提言を発表しました。

 主な提言内容は、ツイッターなどを使った情報発信、カップル、家族、外国人といったターゲットを絞った観光コースの設定、
大田区にあるゲーム会社セガと組んだアミューズメント施設の設置および「蒲田モダン」昭和の町プロジェクトです。

 昨年9月に始まった授業では、まず、日本政府および主な自治体の観光施策、そして大田区の取り組みの現状について調査しました。また、青木課長による大田区の観光振興の取り組みの現状についての講義も受けました。その後、受講生6名(2年生4名と1年生2名)は「癒し」をテーマにする班と「オタク」をテーマにする班に分かれ、大田区の観光スポットのフィールドワークを何度も行った上で、具体的な観光促進案を立案し、この日の発表となりました。なお、立案にあたっては、森川嘉一郎准教授から助言をいただき、大田区への就職が内定している小林あずささん(4年生)に協力してもらいました。

 癒し班:樋口敬之(班長)、渡辺華菜、渋谷瑞希
 オタク班:藤本賀子(班長)、中西茜、丸山潤

 青木課長からは、思っていた以上に現実的な提言が多く、すぐ実現できそうな案がいくつもあったとの講評がありました。発表内容をまとめた報告書は、松原忠義大田区長に提出される予定です。

 なお、大田区は、羽田空港の国際化を契機に、国際都市づくりを目指しており、その中で、観光振興は3本柱の一つに位置付けれらています。観光庁の訪日外国人受入整備事業では、東京都内の戦略拠点として、銀座、秋葉原と並んで大田区の蒲田が選ばれています。また、今年4月にNHKが放送予定の連続テレビドラマ「梅ちゃん先生」も、戦後復興期の蒲田を舞台としており、大田区の取り組みはこれから全国的に注目を集めそうです。


以上