12月1日（日）第5回ヒューマンライブラリーが開催され，当日は200人以上が来場し盛況のうちに終了しました。
ヒューマンライブラリーとは、日頃偏見の目で見られやすいマイノリティの方々が「本」となって、1対1で「読者」に直接人生の物語を語る「人を貸し出す図書館」です。
5回目となる今回は『「人生が面白くなっちゃう図書館」に生きている“本”借りにきませんか？』をテーマに，29人の方が「本」となり，1対1での「読書」，ミニ講演会やパフォーマンスなどが開催されました。
義足体験の参加者は「義足体験をした後に、自分に足があるということの有難さと不思議さを感じた。」と感想を述べ，全盲の「本」を借りた参加者は「全盲が闇でかわいそうであるということがまったく覆されました。」と心境の変化をあげていました。また参加者アンケートによれば，全体では7割以上が初めての参加だったにも関わらず，次回への参加希望は8割を超え，本イベントの期待の高さや社会的意義が伺えました。
一方，「本」となった方からも「自分にとって今は”当たり前”になっていることに逆にハッとさせられることがありました」，「人前で話せて自信がついた」などのコメントが寄せられるなど，今回はテーマを十分に超える成果となりました。
本イベントに関する詳細・お問い合わせは以下の関連ページよりご確認下さい。
