9月26日（金）に東京ビックサイトで開催された、ツーリズムEXPOジャパン2014にて、JATA（一般社団法人日本旅行業協会）が主催する「海外卒業旅行企画コンテスト」公開プレゼンテーションが行われ、佐藤ゼミの学生が企画したツアー『Exchange Tourism to 台湾～終わらないツーリズム』がグランプリを獲得しました。
今年度は昨年の2.5倍にあたる197件の応募があり、6作品が本選に進出しました。このコンテストでは、学生のユニークな発想で企画されたツアーをもとに、JATA会員旅行会社が一緒に旅行商品を作り上げていきます。今回受賞したツアーでは、ANAセールス株式会社の方々にご協力をいただき、学生の夢を詰め込んだ企画を、現実に催行できるツアーに仕上げていきました。
今回グランプリを獲得した企画は、「行って帰ってくる」だけではない、新しい形態の双方向の「2wayツーリズム」を提案しています。日本と台湾の学生が、同じ旅程でそれぞれの国を訪れて交流し、用意された様々なミッションをクリアしながら、それぞれの国の違いや文化を体験することで相互理解を目指します。まさに、「国際日本学部」ならではのオリジナルのツアーです。滞在や交流が「終わらない」ことが願いであり、このツアーの大きなアピールポイントとなりました。本来の観光のあるべき姿を、熱い想いを込めて訴えた最終プレゼンテーションには、多くの佐藤ゼミの学生たちが応援に駆けつけ、一体となって会場を盛り上げました。混戦を制しての2年連続のグランプリ獲得に、最後は涙、涙の授賞式となりました。
