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国際日本学部

【国際日本学部】佐藤ゼミの学生が企画したツアーがJATA「海外卒業旅行企画コンテスト2018」で優秀賞を受賞しました

2018年10月02日
明治大学 中野教務事務室

9月21日(金)に東京ビックサイトで開催された、ツーリズムEXPOジャパン2018にて、JATA(一般社団法人日本旅行業協会)が主催する「海外卒業旅行企画コンテスト」公開プレゼンテーションが行われ、佐藤ゼミの学生が企画したツアー『#女子力男子〜韓国でかなえる男の夢〜』が優秀賞を受賞しました。

このコンテストは、学生のユニークな発想で企画されたツアーをもとに、JATA会員旅行会社が一緒に旅行商品を作り上げていくものです。今年度は、全国から応募された217作品の中から3回の選考を経て、本選の公開プレゼンテーションに進む6作品が絞り込まれました。本選に向けて、株式会社近畿日本ツーリスト首都圏の方々にご協力をいただき、夏季休暇中には学生が企業や韓国観光公社さんを何度も訪問して打ち合わせを重ね、提案したアイディアを現実に催行できる旅程に仕上げていきました。

今回提案した『#女子力男子〜韓国でかなえる男の夢〜』は、卒業前に、美容大国韓国で、服装や清潔感など見た目にも気を遣えるデキる社会人「女子力男子」を目指す、男子大学生をターゲットにした3日間のツアーです。大学生447名へのアンケート調査をもとに、エステやヘッドスパ、スイーツめぐりなど、男性がやりたくても日本では「周りの目が気になってできないこと」と、オーダースーツ&ワイシャツや料理教室など「デキる社会人になるために必要なものを手に入れること」の2つの要素を取り入れた、オリジナルツアーとなっています。通常ツアーではあまり組み込まれない、韓国伝統家屋のゲストハウスに宿泊したり、SNSを利用した「いいね!バトル」など、学生目線で旅を楽しむ要素もしっかり組み込みました。

最終プレゼンテーションの舞台に立った3名(會澤拓東さん、竹葉大耀さん、長岡晴菜さん(佐藤ゼミ3年))は、仲間のサポートを受けながら本選に向けて連日夜遅くまで何度もプレゼンテーションの練習を重ねて本番に臨みました。プレゼンでは、ツアーを通じて「デキる社会人」になっていく様子を演じたり、細かい動きまで揃えてツアーのポイントをアピールしたりするなど、観客を飽きさせない工夫を凝らし、最後には「ツアーを通じて参加者の夢をかなえたい!」という熱い想いを観客に訴えかけました。

佐藤ゼミでは、課外活動として、これまで毎年同コンテストに参加してきました。今回は2年ぶり5回目の最終選考進出となります。当日は、大勢の佐藤ゼミの学生や卒業生が応援に駆けつけ、ともに受賞の喜びを分かち合いました。


受賞したチームメンバーのコメント(佐藤ゼミ3年、會澤拓東さん、竹葉大耀さん、長岡晴菜さん、白坂雪乃さん、伏見宏司さん)

どうすれば市場性のあるツアーになるか、どのように魅力を効果的に伝えるかを考えるのが一番大変でした。提出するプレゼン資料のために、自分たちの写真を使用したり、アンケートを実施したりと、分かりやすく説得力のある資料作りを心がけました。夏季休暇中には旅行会社さんや韓国観光公社の方々にアドバイスをいただき、何度もツアー内容を見直しました。発表用の台本も助詞などの細かいところまで吟味し、本番1週間前は、ほぼ毎日練習をしました。本番では、練習以上の最高のプレゼンをすることができました。サポートしてくださった佐藤先生、旅行会社の方々、ゼミの韓国からの留学生、応援にきてくださったゼミ生、先輩方、本当にありがとうございました。