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国際日本学部

佐藤ゼミの学生が制作した、中野区のインバウンド向け観光ポスターを東京シティアイ(東京丸の内)で展示します

2019年01月08日
明治大学 中野教務事務室

優勝したチームLoco ☆Jumbo優勝したチームLoco ☆Jumbo

ポスターが展示される東京シティアイを見学する学生ポスターが展示される東京シティアイを見学する学生

酒井区長による講評酒井区長による講評

最終プレゼン大会の様子最終プレゼン大会の様子

佐藤ゼミの学生が授業の一環で制作した、中野区の魅力を訪日外国人向けにPRする観光ポスターが、東京丸の内の「東京シティアイ」*で1月中旬より展示されます。

今回展示されるポスターは、2018年度秋学期の授業で実施した産官学連携プロジェクト「東京シティアイ×明治大学×中野区」コラボレーション企画第4弾として制作されました。

ポスター制作にあたり、佐藤ゼミでは4つのチームに分かれ、リサーチ、ターゲット設定、コンセプト作成からビジュアル開発まで半年かけて行い、最後に中野区の酒井区長、中野区観光協会の宮島理事長、東京シティアイの山本所長、JR東日本中野駅の金剛駅長をはじめ、関連する多くの方々にご参加いただいたコンペ形式の「最終プレゼン大会・審査会」を経て、実際に展示される最優秀作品が決定されました。

最優秀作品は、チームLoco ☆Jumbo(佐藤ゼミ3年上原瑶平さん、大庭智希さん、北渚月さん、小泉颯希さん、峰村星花さんの5名)が制作したポスターです。まずチームでは、中野と東京丸の内で100人の訪日外国人観光客にインタビューを実施。多くの訪日外国人観光客がサブカルチャーに興味があるものの「サブカルチャーの聖地」としての中野はまだ知られていないこと、そして中野に来ても駅と中野ブロードウェイの往復だけで多くの人が帰っていることに着目し、「サブカルチャーのまち」を軸にしながらも「一本道を外れれば、ローカルな雰囲気で日本ならではの食文化に触れることができるまち」として中野の魅力を伝えたい、という想いを込めてポスターを制作しました。デザインはターゲットとして設定した若い世代の目を惹くよう、ストーリー性のあるアメコミ風に仕上げ、細部まで色彩や文字にもこだわった作品となっています。


佐藤ゼミでは、ツーリズムを通じて世界に日本の魅力を発信し「世界の中の日本」について考察することをテーマに研究活動をしています。その一環として、これまでも、地域の魅力開発やインバウンド誘致を目的とした様々なプロジェクトや活動を行ってきました。今後も引き続き企業や行政機関、地域のみなさんと連携し、様々な活動を行っていく予定です。

*ポスターの展示終了は2019年3月末を予定していますが、展示期間は施設の都合により、変更となる場合があります。

*東京シティアイは、東京丸の内の複合施設「KITTE」内に2013年にオープンした「日本の旅、日本の観光」の魅力を発信し、新しい交流を育むツーリストインフォメーションセンターです。
(事業主:日本郵便株式会社 運営受託:株式会社JTBコミュニケーションデザイン)
東京シティアイ:https://www.tokyocity-i.jp/