国際日本学実践科目Bで映像制作を行いました

指導：兼任講師　原田悦志

【制作者とテーマ】
国際日本学部4年　小嶋春香　—My Last Academic year 2020—
国際日本学部2年　梶原合翔　—Changed University Life—
国際日本学部2年　菊池里佳　—Three Coming of Ages in 2020—
国際日本学部1年　豊島和紀　—初めての大学生活—

英語字幕制作協力　パッソ・パッソ

【学生コメント】
はじめにクラス内で「コロナ禍でもポジティブな大学生の姿を動画にしよう！」と決まった際、2020年をポジティブに描くことは本当に可能なのだろうか？と不安でした。
しかし私は動画制作を通して1年を振り返り、自分自身の成長に気付くことができました。感染症の影響で、授業・キャンパスライフ・卒業旅行・就職活動など様々なことで打撃を受け暗い気持ちになるときもありましたが、ゼミの活動を通して前向きになることができた自分を動画にすることで、今までとは違った角度で2020年を見ることができました。
自分の動画だけではなく他学年のクラスメイトの動画からも、この状況下でたくましく成長する大学生の姿を感じて、勇気づけられました。この動画を見てくださった方々も同じように少しでも明るく2020年を振り返ることができればいいなと思います。
また、この国際日本学部実践科目Bを受講したことで、原田先生にプロの映像制作に関するお話を伺ったり、プロの翻訳家の方に添削をご協力いただいたり、クロマキーの撮影を見学させていただいたり、たくさんの新しい体験をしました。改めて、「オンラインの授業でも自分の世界を広げることができる！」と感じました。
今後の情勢がどうなるかは分かりませんが、どんな環境になっても自分の世界を広げ続けること、成長を止めないことを忘れずにいたいなと強く感じます。

（国際日本学部4年　小嶋　春香）

 

私はこの授業の中で、自らの1年を振り返る動画を作成しました。希望にあふれた2020年を予想していた矢先、新型コロナウイルスの影響を受けて生活が一変しました。周りの学生も、それぞれの将来に向けて留学や様々な計画をしていたと思います。海外渡航だけでなく、対面授業や人と会うことすらままならない環境の中、オンライン体制で春学期の授業を受けました。通学時間がなくなったことで1日3時間以上も自由に使える時間がうまれ、最初はこの体制も悪くないな、と感じていました。しかし、時間が経つにつれて人と会うことや外に出ることなど、多くの規制に耐えていかなければならないのだと認識しました。
秋学期に開講されたこの授業では、例年は受講者で1つの作品を作るという形が取られていたと思います。しかし、オンライン体制であったため、一人ずつの動画を作成することにしました。はじめに内容を決める際、2年生の私は何をテーマにできるか悩んでいましたが、手探りで過ごした日々の様子を収めようと考えました。どの学生も大人も、それぞれの過ごし方で、いろいろな思いがある中で自身の生活を変えてきたと思います。そのような1年を記録に残そうと思い、このテーマに決めました。個々の過ごし方にフォーカスするために大学の友達にも協力を求め、どのような1年を過ごしたのか、10か月ぶりに会った際に教えてもらいました。
制作過程では、友人の協力のおかげで写真と動画の題材集めはスムーズにいきましたが、それらをつなぐ作業で意外と難しい点がありました。特に、それぞれのカットの秒数や字幕の秒数など、一度つなげてまた分割して、という作業を繰り返し何度も行い、細かい調整が必要なのだと経験を通して学ぶことができました。さらに、ほかの学生の作品を通してエフェクトやコマ送り動画など、いろいろな方法で表現することも学びました。
この半年を通して原田先生にはオンライン体制で動画作成のご指導をいただき、英語字幕に関してもプロのご指導をいただくことができました。簡単に動画を作成することができる今日ですが、より専門的に学ぶことができ、貴重な機会となりました。原田先生をはじめほかの受講生や、別の作品で音楽協力をされていた杉本さんのアドバイスに感謝しています。引き続き記録として動画も作ってみようと思っております。ありがとうございました。

 （国際日本学部2年　菊池　里佳）