統語論特別講義の様子
ロンドン大学前にて
文学部では2017年度より,海外経験の機会を幅広く提供し,グローバル人材の育成を促進するため,従来の『海外ゼミ合宿』の内容をより充実させ,授業化した『海外現地研修』を設置いたしました。
今回,7月に開催した英米文学専攻石井教授・久保田准教授主催の海外現地研修では,コーパス言語学および統語論に関する理解を深めることを目的として,ロンドン大学主催,コーパス言語学の夏期講座である"Summer School in English Corpus Linguistics 2017"に加え,明治大学の参加者だけに行われる統語論の特別講義に参加しました。
夏期講座及び特別講義は,英米文学専攻の2年次科目「統語論A/B」や3・4年次科目の「英語学研究A/B」で使用している"English Syntax and Argumentation(第4版)"の著者であるBas Aarts先生に御担当いただき,参加学生たちは今までに学習した知識を活かしながら,より発展的な内容を学ぶことで,帰国後の学習及び言語学に関する卒業論文の執筆に向けて知識を深めることができました。
また,夏期講座以外の時間を利用し,参加学生たちは大英博物館や大英図書館,ナショナルギャラリーなどの文化施設を見学し,英国の偉大な文化遺産に触れることで,
異文化理解を深めました。