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文学部紀要

文学部の紀要

文学部では教員や大学院生の学術論文を学科ごとにまとめ、毎年発刊しています。
文学部の紀要は『文芸研究』『駿台史学』『心理社会学研究』の3種類あります。詳細は以下確認してください。

文芸研究

文芸研究

 『文芸研究』は、文学科の紀要として昭和29年(1954年)に発刊され、今日まで50余年の歴史を有しています。文学部の理念と伝統に基づき、専門領域に閉じこもることなく幅広く文芸を研究してきた『文芸研究』は、2006年秋には創刊100号を迎えました。現在では、年2回の通常号のほか、「文芸特集号」を年1回発行し、研究者のみならず学内外の文芸愛好家にも好評を博しています。

駿台史学

駿台史学

「駿台史学」は明治大学が戦後新制大学として発足して間もない昭和26年(1951年)3月に創刊されました。最初の発行主体は当時の学生でした。学生の学術雑誌をつくりたいという熱意が先生方を動かして創刊に漕ぎつけたのです。そのような動きは駿台史学会の発足へと発展し、駿台史学会が「駿台史学」の発行主体となって、「駿台史学」は学会誌としての性格をも有するようになりました。そのため「駿台史学」には教員の研究成果ばかりではなく、大学院生・卒業生や会員の優れた論文も掲載されています。「駿台史学」は101号から大判化(A5判→B5判)され、今年3月には172号を刊行しましたが、その発行回数は1964年から年2回、1977年から年3回となり、1977年以降年度の第1号目は日本史・アジア史・西洋史・考古学・地理学の各専攻が順に特集を組むという編集方法を採っています。 

心理社会学研究

心理社会学研究

『心理社会学研究』は心理社会学科設立の理念に沿って、「社会へのまなざしと理解をもつ臨床心理学」と「人間の内面への洞察と感受性を備えた臨床社会学」とが交差する場を創造することを目標に2005年度に創刊されました。この目標通り、本紀要に掲載されている論文は,個別の事例から人間、ひいては社会を理解していこうとする臨床心理学の研究から、広く社会的な現象に着目しながら人間の本質の理解へと迫る臨床社会学の研究に至るまで、たいへんバラエティに富んでいます。2008年度の第4号からは、教員のみならず、大学院生たちの研究論文も掲載されています。これによって、紀要全体がフレッシュに変身するとともに、内容もさらに充実しました。『心理社会学研究』は今後も成長を続けていきます。どうぞご期待ください。  

文学部共同研究室
〒101-8301 東京都千代田区神田駿河台1-1 明治大学 研究棟10階
TEL 03-3296-2258 月〜金:9:00〜18:00
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