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文学部

文学部 合田正人教授の訳書「Sources 泉々」が発行されました。

2023年03月15日
明治大学 文学部事務室

 「“成りつつあるもの”としてジャンケレヴィッチを読まなければならない」(フランソワーズ・シュヴァブ)
1985年の哲学者の死の1年前、シュヴァブの協力を得て、みずからの意図を反映させて編まれた本書は、1冊の書物としてはじめて世に送られた論集。
 1950年に書かれた「トルストイと直接的なもの」にはじまり、イスラエルへの最初で最後の旅の直後に書かれた「ユダヤ性、内的問題」などの論文、自身の体験とその哲学の主要概念を駆使して展開されるフランス語圏ユダヤ知識人会議での一連の発言、20世紀フランスの3人の哲学者の思い出……
 ジャンケレヴィッチの哲学を形づくった、性質を異にする複数の水脈が湧きいづるところ——全12篇。

書籍の詳細はこちらから
https://www.msz.co.jp/book/detail/09607/