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高橋 一樹 TAKAHASHI Kazuki

 TAKAHASHI Kazuki
職格 教授
学位 博士(文学)
最終学歴 大阪市立大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学
E-mail kazumaca■meiji.ac.jp(■を@に置き換えてください)
専攻分野(研究分野) 日本史学専攻 日本中世史・史料学

研究テーマ

日本中世の統治システムである荘園制の成立から展開の過程について、支配階層と地域社会との双方の視点から追究しています。とくに人やモノの動きとその変化を具体的に解明するとともに、新たな中世文書論の構築にも取り組んでいます。

キーワード

荘園制,訴訟制度,鎌倉幕府,文書論,比較史

主な担当講義

基礎演習(日本史)AB,史学概論(日本史)B,演習(日本史)ⅠⅡ,卒業論文ⅠⅡ

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受験生・学生へのメッセージ

中世史の研究は、誰も見たことのない遠い過去が対象になります。どうしたら、私たちはそのようすを知ることができるのでしょうか。歴史は暗記するものではなく、確かな証拠(それが史料)にもとづいて、先行する考え方と格闘しながら、みずから描き出すもの。その奥深さをみなさんと一緒に感じながら、研究に取り組んでいきたいと思います。

主な著書・論文

『歴史的世界へのアプローチ』(共著,春田直紀・新井由紀夫編,刀水書房,2021年)
『儀礼・象徴・意思決定』(共著,河内祥輔他編,思文閣出版,2021年)
『戦国期文書論』(共著,矢田俊文編,高志書院,2019年)
『中世地下文書の世界』(共著,春田直紀編,勉誠出版,2017年)
『十四世紀の歴史学』(共著,中島圭一編,高志書院,2016年)
『岩波講座日本歴史』第21巻史料論(共著,大津透他編,岩波書店,2015年)
『東国武士団と鎌倉幕府』(単著,吉川弘文館,2013年)
『列島の鎌倉時代』(共著,高橋慎一朗編,高志書院,2011年)
『武士と騎士』(共著,小島道裕編,思文閣出版,2010年)
『中世 日本と西欧』(共著,近藤成一他編,吉川弘文館,2009年)
『中世荘園制と鎌倉幕府』(単著,塙書房,2004年)
『日本の時代史』7 院政の展開と内乱(共著,元木泰雄編,吉川弘文館,2002年)
「地頭下文の基礎的考察」『国立歴史民俗博物館研究報告』第182集,2014年
「日本中世の政権都市と震災」『歴史評論』760号,2013年
「中世権門寺社の材木調達にみる技術の社会的配置」『国立歴史民俗博物館研究報告』第157集,2010年
「鎌倉幕府における権門間訴訟の奉行人」『三田中世史研究』16号,2009年
「荘園制の変質と公武権力」『歴史学研究』794号,2004年"

出身地

新潟県新潟市

趣味

旅行 読書