日本語教育センターは2024年12月14日、「第29回学長杯留学生日本語スピーチコンテスト」(後援=明治大学連合父母会、
協力=明治大学国際交流団体キャンパスメイト)を駿河台キャンパスのグローバルホールにて実施した。
今回は、韓国、台湾、中国、フランスからの留学生計13人が出場。
今回の発表テーマは「日本に伝えたい、私の故郷の○○」と題し、留学生らは思い思いにスピーチした。
最優秀賞にあたる学長賞には、韓国からの留学生チェ キジュさん(商学部4年)が輝いた。
チェキジュさんのスピーチタイトルは、「キムチコミュニケーション」。
韓国の家庭でのキムチ作り「キムジャン」を通じた家族や周囲とのコミュニケーション、仲間同士の助け合いについて、流暢なスピーチで披露した。
家族との食事の大切さを説くスピーチは、審査委員からの共感を呼び、見事学長賞受賞となった。
同コンテストは、留学生の日本語能力の向上と学生同士の交流を目的として1996年から開催され、 大学公認の国際交流団体・キャンパスメイトの学生たちが企画・運営を担う。 出場者(スピーカー)に、2人程度の日本語アドバイザーが付き、本番まで一緒にスピーチを練り上げるなど、相互交流の機会となっている。