海外の大学から明治大学へ留学中の学生達が、去る5月16日夕に都内の一般家庭を訪問し、茶道を体験しました。
参加者は、多くの希望者から抽選で選ばれた留学生達10名。「来日後、様々な体験をしてきたけれども、一般家庭を訪問するのは初めて。」という学生ばかり。
受け入れてくださったのは都内にお住まいの内藤律子さんご一家とお仲間達。昨年度に続いて今年度も受け入れてくださいました。まず内藤さんから茶の湯の歴史、作法について簡単なレクチャーがありました。そしていよいよ2グループに分かれて茶の湯体験へ。季節の花である「藤」をかたどった和菓子とお抹茶を興味深そうに、かつ神妙な面持ちで味わいました。
茶の湯体験後は、皆さんでゲームやおしゃべりを楽しみました。参加した留学生達からは「とても楽しかった。ぜひまた遊びに来たいな。」との声があり、内藤さん達と再会を約して帰路につきました。
受け入れてくださった内藤さんから「日本への興味の入り口がアニメやサブカルチャーという方が多かったのが印象的でした。3時間ほどの短いビジットでしたが、『一期一会』の出会いをギュッと満喫した夜でした。」とのコメントがありました。
(問合せ先:国際連携機構特任准教授 三牧純子)