「プロセスとしての民藝—旧明治大学商品陳列館収集資料から—」
明治大学博物館×明治大学理工学部総合文化教室鞍田崇研究室
作るのではなく生まれる——。工芸的なものづくりのあり方について、民藝関係者の多くはそんなふうに言う。
それはまた、ゴールではなくプロセスへのまなざしでもあるのではないだろうか。
気がつくと、現代社会に生きる私たちのまわりにあるのは、ゴールばかりだ。
商品というゴール、情報というゴール。もとよりみずから作ることはもはやない。
ただただ駆り立てられるようにゴールの消費に終始している。
このたびの展示では、商学部収集の工芸品を通して、プロセスへの想像力を喚起する工芸の現代的意義を問うてみたい。
■会期:2020年1月10日(金)~1月20日(月)
■時間:【平日】9:00-19:00 【土曜】9:00-18:30 【日・祝・1/17(金)・18(土)】10:00-16:30
■会場:明治大学生田図書館 Gallery ZERO
川崎市多摩区東三田1-1-1 TEL044-934-7945
※ 一般の方もご来場いただけます。お車でのご来校はご遠慮下さい
<MAP>は
こちら
■問合せ:明治大学博物館03-3296-4448