Master of Public Policy, MPP

公共政策のプロフェッショナルを育成するガバナンス研究科

【公共政策大学院】シンポジウム「地域は「子どもの貧困」にどう取り組んでいるか」の開催(9月26日開催)

明治大学専門職大学院ガバナンス研究科(公共政策大学院)は、9月26日(日)に、シンポジウム「地域は「子どもの貧困」にどう取り組んでいるか」をオンラインで開催いたします。

わが国における子どもの貧困率は、7人に1人といわれています。このような事態に対し社会全体で取り組む必要があります。それは、困難な状況に置かれている子どもの「育ち」や「学び」を保障するだけでなく、これからの社会を担う「未来への投資」として位置づけ推し進めていくことが求められているといえます。 今回のシンポジウムでは、子どもの貧困の実態、貧困解消に向けた地域社会における活動・対策の実態や課題、今後の展望等について、多様な視点から議論していきたいと考えております。

皆様のご参加をお待ちしております。


概要

日時 2021年9月26日(日)14時から17時
場所 ご自宅等インターネットに接続できる環境(WEB会議システムZOOMウェビナーで実施)
対象 本学学生および一般の方
定員 500名(先着順)
参加費 無料
参加登録 事前申込要
内容
  • 開会挨拶
    • 長畑 誠(明治大学公共政策大学院ガバナンス研究科長)
  • 基調講演「子どもの貧困対策ー現状・課題・展望ー」
    • 岡部 卓(明治大学公共政策大学院ガバナンス研究科教授)
  • パネルディスカッション「地域は「子どもの貧困」にどう取り組んでいるか」
    • ■パネリスト
    • 青山 きぬ(株式会社ゼンショーホールディングス)
    • サムナン・セッジャン(カンボジア政府内務省総務局NGO関係室次長)
    • 芹澤 佐知子(習志野市役所政策経営部次長)
    • 田村 琢実(埼玉県議会議員)
    • ■モデレーター/パネリスト
    • 阿部 彩(東京都立大学人文社会学部人間社会学科社会福祉学教室教授、子ども・若者貧困研究センター長)
    • ■総合司会/モデレーター
    • 岡部 卓(明治大学公共政策大学院ガバナンス研究科教授)
使用言語 日本語(英語同時通訳付き)
備考 イベント開始時間前にZOOMウェビナー会場にアクセスすると待機室に接続します。開始時刻になり次第、自動的にウェビナー会場へ切り替わります。

オンライン配信受講推奨環境(PC、スマートフォン等)

受講推奨環境を見る(←クリック)
インターネット 有線、Wifi、データ通信(3G以降)
パソコン(OS)
  • MacOS 10.7以降
  • Windows10、8または8.1、7
スマートフォン・タブレット
  • iOS
  • Android
  • Winsows8.1を搭載したSurface PRO2、Windows10を搭載したSurface PRO3
ブラウザ
  • Windows:IE7+、Firefox、Chrome、Safari5+
  • Mac:Safari5、Firefox、Chrome、Safari5

登壇者紹介・パネリスト(五十音順)

青山 きぬ(株式会社ゼンショーホールディングス)

青山 きぬ(株式会社ゼンショーホールディングス) 青山 きぬ

1994年生まれ。立命館アジア太平洋大学アジア太平洋学部卒。2021年9月に明治大学公共政策大学院ガバナンス研究科修了予定。2017年4月に(株)ゼンショーホールディングス入社。広報業務に従事する傍ら、同社が2019年に設立した(一財)ゼンショーかがやき子ども財団の事務局として、神奈川県を中心に社会的養護のもとで暮らす児童などを対象に奨学金事業・社会体験活動事業を行う。

サムナン・セッジャン(カンボジア政府内務省総務局NGO関係室次長)

サムナン・セッジャン(カンボジア政府内務省総務局NGO関係室次長) サムナン・セッジャン

1994年カンボジア・プノンペン生まれ。2015年に同国内務省に入職し、2019年9月から日本政府のプログラムでガバナンス研究科に留学。論文のテーマは「協働に影響を与えるファクター」で、カンボジアのストリートチルドレン問題等に取り組む地元NGOと地方政府との協働事例を調査した。日本の行政とNPOとの協働関係にも関心が高い。2021年9月修了予定。プノンペンで妻と3歳になる娘が待っている。

芹澤 佐知子(習志野市役所政策経営部次長)

芹澤 佐知子(習志野市役所政策経営部次長) 芹澤 佐知子

1989年習志野市役所入庁。明治大学公共政策大学院ガバナンス研究科修了(2期生)。発達支援、男女共同参画施策においてプログラム評価を導入、2015年、2016年、2018年に、総務省政策評価に関する統一研修等の講師を務める。2020年こども部次長、2021年より政策経営部次長、現在に至る。

田村 琢実(埼玉県議会議員)

田村 琢実(埼玉県議会議員) 田村 琢実

1971年生まれ。放送大学教養学部卒。明治大学公共政策大学院ガバナンス研究科修了。2007年より埼玉県議(4期)。第123代 埼玉県議会議長。現在、埼玉県議会自民党県議団 幹事長。早稲田大学システム競争力研究所 招聘研究員。埼玉県議会を都道府県議会における議員政策条例制定数No.1に導く(2021年3月31日現在)。

登壇者紹介・モデレーター/パネリスト

阿部 彩(東京都立大学人文社会学部人間社会学科社会福祉学教室教授、子ども・若者貧困研究センター長)

阿部 彩(東京都立大学人文社会学部人間社会学科社会福祉学教室教授、子ども・若者貧困研究センター長) 阿部 彩

海外経済協力基金、国立社会保障・人口問題研究所を経て、2015年より首都大学東京(現東京都立大学)人文社会学部人間社会学科教授。同年に子ども・若者貧困研究センターを立ち上げる。専門は、貧困、社会的排除、公的扶助。著書に、『子どもの貧困』『子どもの貧困II』(岩波書店)、『子どもの貧困と食格差』(共著、大月書店)など。『生活保護の経済分析』(共著、東京大学出版会)にて第51回日経・経済図書文化賞を受賞。

登壇者紹介・総合司会/モデレーター

岡部 卓(明治大学公共政策大学院ガバナンス研究科教授)

岡部 卓(明治大学公共政策大学院ガバナンス研究科教授) 岡部 卓

東京都立大学大学院人文科学研究科教授を経て現職。社会福祉制度を中心として研究・社会的活動を行う。生活保護基準部会並びに生活困窮者自立支援及び生活保護部会臨時委員(社会保障審議会)、東京都社会福祉協議会理事、個人情報保護審議会委員(東京都特別区人事・厚生事務組合)、神奈川県生活困窮世帯の子どもの健全育成推進会議委員・座長など各種審議会・委員会委員などを務めている。著書として、『生活困窮者自立支援—支援の考え方・制度解説・支援方法』(編者、中央法規)、『貧困問題とソーシャルワーク』(編者、有斐閣)等がある。

シンポジウムフライヤー

公共政策大学院ガバナンス研究科シンポジウムフライヤー 画像をクリックで拡大表示されます。

オンラインオープンキャンパス(進学検討者向け)のご案内(同日12時00分開始)

明治大学専門職大学院ガバナンス研究科(公共政策大学院)に正規生、科目等履修生(単科生)としてご入学を検討されている方を対象に、オンラインオープンキャンパス(WEB会議システムZOOMを利用)を開催します。当日は、研究科の概要説明と現役の学生を交えた在校生座談会を行います。ご関心のある方は、シンポジウムとあわせてご参加いただき、ガバナンス研究科の魅力や雰囲気を直接体験してください。

お問い合わせ先

明治大学専門職大学院事務室(ガバナンス研究科)

※事務局へのお問い合わせはEメールでお願いいたします。
Email: gabaken■mics.meiji.ac.jp (■を@に変更のうえ、ご連絡ください。)