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国際日本学部入学者の受入方針(アドミッション・ポリシー)

求める学生像

国際日本学部は、21世紀の地球社会に貢献できる人材の養成を最大の目標としています。本学部で養成を目指すのは、日本の文化・社会に対する深い知識と理解力をそなえていると同時に、世界の各地域の文化・社会に関する十分な教養をそなえ、さらに英語・日本語による高度な発信力を身につけ、そうした力を十二分に発揮できる主体性を備えた、人間性豊かな人材です。そのために、伝統的な日本文化に加え、今日世界の注目を集めている現代日本文化及び企業・産業などの社会システムの教育・研究、さらに集中的な言語教育と異文化間教育,充実した国際文化・社会の教育・研究を行います。このような教育方針に基づき、国際日本学部では、次のような学生の選抜に努めています。

(1)世界から注目を集めている日本のアート、文学、マンガ、アニメ、演劇、映画、ファッション等と、古典的な芸能、美術、思想、宗教などを学際的観点から探究したい者
(2)日本の社会の基盤をなす企業・産業のシステムについて興味を持ち、その仕組みを追究したい者
(3)国際関係の諸問題や、世界の各地域の文化・社会・経済・歴史に関心をもち、国際的な視野を養いたい者
(4)英語・日本語で論理的に考える思考力を身につけるとともに、どのような場面でも、的確かつ効果的に英語・日本語でコミュニケーションする力を身につけたい者
(5)「世界の中の日本」を明確に意識し、国際的な舞台での活躍を目指す者
(6)多様な文化や国際交流に興味があり、多文化共生社会の進展に貢献することを目指す者
(7)日本語を日本文化の基礎として捉え、日本語に関する高度な教養と知識を修得する意欲を有する者

入学志願者に求める高校等での学習への取り組み

入試において英語の配点が大きいことに示されているように、英語による発信力を培うため、読む、書く、聴く、話すの4つの技能にわたる基礎的な言語能力を身につけていることは重要です。
イングリッシュ・トラック(英語で学位が取得できるコース)においては、入学に際して日本語の能力は求められませんが、英語での授業を受講するに堪える高度な英語力が求められます。
また、入学後、文化や社会システムについて学ぶ上で、高等学校の社会科その他の教科書や補助教材を理解できる一般的な基礎学力と、それらを応用できる力、そして論理的に思考する力を身につけておくことが求められます。そのため,幅広い分野にわたって習得した知識を整理し、論理的な文章で説明することができるように、しっかり学んでおくことが大切です。