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辻村 靖子 (TSUJIMURA YASUKO)

 aoki

 
卒業年月
2012年3月(1期生)
所属
ポーサット州青少年スポーツ局(カンボジア)
出身地
日本 千葉県

1 現在の仕事

 2017年3月まで千葉県内の公立中学校にて、英語教諭として勤務していました。現在は青年海外協力隊として、カンボジアに派遣されています。ポーサット州という地域の小中学校で、ピアニカを通した音楽や踊りなどの授業を現地語(クメール語)で行ったり、生徒会活動の活性化を図っています。カンボジア国内では、内戦の影響で教員・学校不足がまだ解消されていないのと同時に、様々な要因から中学校への進学率も高くはなく、教育面でも多くの問題を抱えています。音楽を通して、少しでも表現をする喜びや、仲間と何かを一緒につくる充実感を感じてもらえるよう、取り組んでいます。

2 国際日本学部での学生生活

 個性的かつエネルギーに溢れた仲間と過ごす毎日は、本当に刺激的で充実していました。
 1・2年では毎日の英語のみの授業で4技能のレベルアップを図ることができました。休み時間には、オフィスアワーでスピーキングのレベルアップに努められる、充実した環境にありました。また、多文化共生や舞台芸術・ファッション・マンガ文化など、他の学部にはない「日本」について深く学べる授業が多く、知識の幅も広がりました。
 3年では、尾関直子教授の第二言語習得論ゼミに所属し、英語の文献を読み、議論し、プレゼンテーションをする日々でした。何事にも本気で取り組むがモットーのゼミで、合宿ではプレゼンだけでなく出し物にも同期や後輩たちと本気で取り組みました。このゼミを通して、第二言語習得について深く学ぶことができ、英語教諭になるために必要な素地を築くことができたように思います。

3 学部生へのメッセージ

 自分の興味の幅を広め・深め、とことん一生懸命やってみてください!自分の好きなこと、ワクワクすることに取り組んでいれば、人の輪も広がり、将来やりたいこともみえてくると思います。 
 
(2017年9月掲載)