国際日本学部、山口仲美教授の紫綬褒章受章(2008年秋の褒章)を記念する祝賀会が、国際日本学部主催により、理事会・学部長会を招いて本学リバティタワー23階「サロン紫紺」で開催されました。
祝賀会は、姫野伴子教授の司会で進められ、主催者である蟹瀬学部長の挨拶の後、来賓の納谷学長からご祝辞を頂き、吉田悦志副学長(国際日本学部教授)の乾杯で始まりました。
当日欠席された長堀理事長からは、納谷学長を介して記念品が手渡され、尾関直子教授からは花束が贈呈されました。
また、山口教授から、今日まで教授が研究してきた「日本語学及び日本語の歴史」に関するスピーチが行われ、華やかな祝賀会となりました。
そして、最後に白戸伸一教授の閉会の挨拶によって盛会のうちに終幕しました。
【山口仲美教授の主な略歴】
現在 明治大学国際日本学部教授
1967年お茶の水女子大学文教育学部卒業、69年東京大学大学院修士課程修了。文学博士。実践女子大学教授、埼玉大学教授などを経て、2008年4月より現職
授業担当科目は「日本語学」「日本語の歴史」「日本語表現」「演習」
【主な著書】
『日本語の歴史』(岩波新書・日本エッセイストクラブ賞)
『平安文学の文体の研究』(明治書院・金田一京助博士記念賞)
『犬は「びよ」と鳴いていた』(光文社新書)
『若者言葉に耳をすませば』(講談社)ほか多数
なお、論文「源氏物語の比喩表現と作者」で、日本古典文学会賞も受賞。