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国際日本学部

【国際日本学部】高山宏教授が第7回竹尾賞を受賞しました。

2009年03月26日
明治大学

国際日本学部、高山宏教授国際日本学部、高山宏教授

 紙の大手メーカー竹尾がデザイン文化に貢献した仕事に対して与える第7回竹尾賞が国際日本学部高山宏教授に授与されました。
 直接的には昨2008年に出版されたバーバラ・M・スタフォード著『実体への旅』(産業図書)の翻訳紹介に対して与えられたが、翻訳家として高山教授が受賞した賞は翻訳文化功労賞、翻訳出版文化賞、梓会出版文化賞、図書館協会賞、2度の国際翻訳大賞に次いで、これで7つ目となる。そのうち2度が、同じスタフォード・シカゴ大学美術史学教授の『アートフル・サイエンス』(産業図書)、同『グッド・ルッキング』(同)で、ヴィジュアル・カルチャー研究の世界的トップスターの地位が日本において確立されていく上で、高山教授の仕事は決定的な役割を果たしている。
 「明治大学、とりわけ国際日本学部の中で、ヴィジュアルの研究と教育を本格的に始めようと思っていて、今後1番関係を深めようと考えているのがスタフォードさんなので、これではずみがつく。とても嬉しい」と高山教授は言っている。
 第7回竹尾賞には「功労賞」もあり、アジア全体のデザイン研究を国際的にリードするデザイン界の大御所、杉浦康平氏が受賞した。高山教授は「昔からお付き合いがあるが、デザイン界では雲の上の人。身の引き締まる思いがします」と言っている。

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