今回も多くの地域の方が参加した会場の様子。
田中中野区長。
ゼミ生(中野班)が勢ぞろい。
2014年11月22日、明治大学中野キャンパスにて、第2回なかの多文化共生フォーラム「中野区のグローバル化-外国人も日本人も住みやすいまちをめざして」が開催されました。主催したのは国際日本学部山脇ゼミで、後援団体は中野区、中野区国際交流協会、中野区観光協会、国際日本学部国際交流学生委員会でした。スタッフも含めると100名を超える参加がありました。
第1部では、まず山脇ゼミの2年生4名が新宿区と墨田区の取り組みを参考に、中野区の外国人児童生徒教育について提言を行いました。続いて、同ゼミの3年生5名が明大生や地域の商店街に行ったアンケート調査に基づき、中野区や明治大学に対して提言を行いました。さらに、同ゼミの4年生6名が、地域に開かれた多文化交流の実践であるグローバルブリッジの活動報告があり、田中大輔区長と田辺裕子教育長からコメントをいただきました。
第2部では学外から田中区長と中野区立第三中学校の斎藤久校長を迎え、学内からゼミ生を代表して山口志帆さん(2年)、後藤大輝さん(3年)、笠間成明さん(4年)が参加し、計5名のパネリストによるパネル討論「グローバル都市と多文化共生」が山脇教授をモデレータとして行われました。中野区がグローバル都市の構築を検討する中、外国人に必要なサポートは何か、そして外国人の力をどのように地域に生かしたらよいか、中野区国際交流協会の中山眞理子アドバイザーのコメントの後、フロアからも様々な質問や意見が出され、活発な討論が行われました。
今回のフォーラムも、昨年同様、地域からの参加者が多くありました。フォーラムの様子は朝日新聞と毎日新聞でも紹介されました。