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国際日本学部

国際日本学部の留学生が中野区立緑野小学校の授業に参加しました

2015年02月17日
明治大学 中野教務事務室

 2月12日に国際日本学部に所属する外国人留学生12名と引率の日本人学生9名が、中野区立緑野小学校を訪問し、同校の6年生78名と触れ合いました。この授業は去年に引き続き行われたもので、国際日本学部の岸特任講師や国際交流学生委員会が小学校の先生方と共に、交流内容をアレンジしました。(参加留学生の出身国:中国、香港、台湾、韓国、ベトナム、アメリカ、オーストリア、フランス)

 それぞれ留学生の自己紹介が終わると、2つの教室に分かれて授業が始まりました。最初に小学生たちが事前に調べた留学生の国について発表し、次に留学生が予め用意したスライドを使って発表をしました。参加した留学生は、小学生が勉強してきてくれたことや、その量と難しさに驚き、小学生はそれまで知らなかった留学生の国のことや、彼らの日本に対する着眼点に興味津々の様子でした。そして、授業の合間であっても質問をしたり、一緒に校庭で遊んだりと交流は続きました。

 給食を皆で食べた後、体育館でいくつかのグループに分かれて日本の昔遊びを楽しみました。留学生は、メンコや独楽、けん玉やお手玉などの昔遊びを小学生から教わっていました。会の終わりには、小学生が留学生に握手を求めたり、ハイタッチをしたりする姿がとても印象的でした。

 アメリカ出身の留学生(1年生・男性)は「元気いっぱいの子供たちが一生懸命に英語で部屋を教えてくれて、嬉しかった。」と言っていました。今回の授業は、留学生にとっても、日本の伝統や小学生の授業に対する熱意など、学ぶものが多い非常に有意義な交流になりました。