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国際日本学部

アクティブラーニングを通したインドネシアMalang大学との交流を実施しました

2015年11月25日
明治大学 中野教務事務室

11月19日にインドネシアMalang大学から4名の教授、4名の博士課程の学生が来日し、国際日本学部の授業「国際日本学実践科目D」(担当:岸磨貴子特任講師)に参加しました。

本授業では、受講生がグローバルイッシューに関する問題意識をもとに4つのグループに分かれて、プロジェクトを立ち上げ、企画立案・実施をしています。プロジェクト内容は、世界の環境問題、シリアの難民問題、フィリピンの教育問題、日本の地方の過疎問題です。明治大学の学生としてどんなプロジェクトができるのかに主眼を置いています。

本授業では、学生参画型のアクティブラーニングが主体の授業で、英語を共通語として使用しながら、プロジェクト内やプロジェクト間でのディスカッションをしたり、ICTを活用して外部の専門家や実務家から情報収集をしたりしています。

今回の授業では、プロジェクトの中間報告と「2030年の未来を考える」というテーマのワークショップを行いました。ICTを多面的に活用した、アクティブラーニング形式の授業でした。インドネシアの教授・学生と、英語を通した議論では、多くの意見が飛び交い、まさに白熱した授業となりました。

ワークショップでは、日本の学生がファシリテーターとグラフィックレコーダーの役割を担いました。ファシリテーターは議論の促進を担い、グラフィックレコーダーは模造紙にディスカッションの要点を創造的に書きまとめ、議論を可視化させます。このような、授業で習ったことを総合的に駆使し、より高度な授業を体現しました。

インドネシアの教授や学生から、プロジェクトに対して多くのフィードバックや貴重な意見をいただきました。各プロジェクトの内容をより洗練させ、残りの授業を通して各々プロジェクトを実行していく予定です。
国際日本学部 3年 伊藤稜(ITO Ryo)
 
※ 本記事は、岸磨貴子特任講師に監修のもと、学生が執筆した本取組みの紹介を掲載しています。