卒業生の声
国際日本学部の9名の学生が立ち上げた地域連携プロジェクトが秋田県の各種メディアに取り上げられました
2016年03月16日
明治大学 中野教務事務室
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国際日本学実践科目C(岸磨貴子特任講師担当)の9名の受講生は、秋田県五城目高校と連携したキャリア教育プロジェクトを立ち上げました。10月から1月までの3ヶ月間、五城目高等学校と情報通信技術を活用して準備を行い、2月には高校生約100名に対してキャリアワークショップを実施。この活動は、秋田県の放送局4社や地元新聞社のニュースとして掲載されました。
本プロジェクトについて、下記の2名の受講生が報告します。
報告:国際日本学部4年 談 方櫻
五城目高校の生徒たちと3ヶ月間のインターネット上での交流を通して、「2030年の社会を生きる」をテーマに、教育、仕事、グローバル化、情報化、家庭、少子高齢化の視点から、各種統計データや新聞などの文献をもとに考えてきました。2030年の社会を予測するということは、高校生だけではなく、大学生の私たちにとっても簡単なことではなく、プロジェクトのメンバーと議論を重ね、膨大な情報を整理したり、思考活動を支援するためのワークシートを開発したりしました。そして2月4日にはプロジェクトのメンバーが五城目高校(秋田県)を訪問し、それぞれ考えてきたことを共有し、深めるためのワークショップを開催しました。私たち大学生は、ファシリテーターを務め、さまざまな工夫をしながら高校生たちの考えを引き出し、2030年の社会において自分がどのような価値を生み出し、どのように生きていきたいかについて、ダイアローグを通して考えを深めました。本ワークショップを通して、私たちも高校生から多くの刺激を受け、双方にとって有意義なコミュニケーションの場となったと思います。
報告:国際日本学部3年 高瀬直人
今回この五城目プロジェクトはテレビ会議などのICT技術を駆使しながら進められました。地域おこし協力隊や五城目高校の先生方と実際にお会いしたのは、ワークショップ前日と当日の打ち合わせ時のみでした。それでも1つのワークショップを形作ることができ、驚くと同時にICT技術の利便性を強く感じました。
しかしながら直接のコミュニケーションではないICTでの難しさを感じる場面も多々ありました。例えば高校側が1つの情報をインターネット上で共有された際、私はその共有事項を確認しておりましたが何の反応も示さなかったために、確認の有無がわからないとご指摘を受けました。これは直接のやり取りでは起こり難いことと思います。
今後、大学の授業だけではなく、授業外の様々な活動や卒業後の仕事等でもICTを利用して物事を進めることは確実に多くなります。その際今回学んだことを活かして円滑に進めていければと思います。
今回の秋田訪問では、五城目高校との連携ワークショップだけではなく、市役所、教育委員会、地域おこし協力隊員、地元の方との交流も多く経験できました。その中で、過疎化する五城目の地域おこしの取り組みに感銘を受けました。
「10000人がただ1回訪れるのではなく、100人が100回訪れて何かが始まる」(地域おこし協力隊員の方からのお話より)
現在、地域おこしとして、ドラマや映画などの撮影地誘致に力を入れる市町村も少なくありません。しかしながらそれらは一過性の場合が多く、五城目町の目指すところではないとお話を伺いました。町の地域資源に価値の源泉を置いた「土着ベンチャー」の促進や「Share Village」をはじめ地域の資源を見直し、何か特別に新たなものを創造するのではなく、そこに”あるもの”の価値を最大化またはそれに新しい価値を生み出すという町づくりに大変興味を持ちました。
今後も何らかの形で五城目町と関わっていきたいと思うと同時にこの記事を読まれた1人でも多くの方が五城目町に少しでも興味を持ち、また直接町へ足を運んでくださったら嬉しい限りです。
参考記事:五城目町の広報誌
http://www.town.gojome.akita.jp/pdf/koho980_hp0405.pdf
本プロジェクトについて、下記の2名の受講生が報告します。
報告:国際日本学部4年 談 方櫻
五城目高校の生徒たちと3ヶ月間のインターネット上での交流を通して、「2030年の社会を生きる」をテーマに、教育、仕事、グローバル化、情報化、家庭、少子高齢化の視点から、各種統計データや新聞などの文献をもとに考えてきました。2030年の社会を予測するということは、高校生だけではなく、大学生の私たちにとっても簡単なことではなく、プロジェクトのメンバーと議論を重ね、膨大な情報を整理したり、思考活動を支援するためのワークシートを開発したりしました。そして2月4日にはプロジェクトのメンバーが五城目高校(秋田県)を訪問し、それぞれ考えてきたことを共有し、深めるためのワークショップを開催しました。私たち大学生は、ファシリテーターを務め、さまざまな工夫をしながら高校生たちの考えを引き出し、2030年の社会において自分がどのような価値を生み出し、どのように生きていきたいかについて、ダイアローグを通して考えを深めました。本ワークショップを通して、私たちも高校生から多くの刺激を受け、双方にとって有意義なコミュニケーションの場となったと思います。
報告:国際日本学部3年 高瀬直人
今回この五城目プロジェクトはテレビ会議などのICT技術を駆使しながら進められました。地域おこし協力隊や五城目高校の先生方と実際にお会いしたのは、ワークショップ前日と当日の打ち合わせ時のみでした。それでも1つのワークショップを形作ることができ、驚くと同時にICT技術の利便性を強く感じました。
しかしながら直接のコミュニケーションではないICTでの難しさを感じる場面も多々ありました。例えば高校側が1つの情報をインターネット上で共有された際、私はその共有事項を確認しておりましたが何の反応も示さなかったために、確認の有無がわからないとご指摘を受けました。これは直接のやり取りでは起こり難いことと思います。
今後、大学の授業だけではなく、授業外の様々な活動や卒業後の仕事等でもICTを利用して物事を進めることは確実に多くなります。その際今回学んだことを活かして円滑に進めていければと思います。
今回の秋田訪問では、五城目高校との連携ワークショップだけではなく、市役所、教育委員会、地域おこし協力隊員、地元の方との交流も多く経験できました。その中で、過疎化する五城目の地域おこしの取り組みに感銘を受けました。
「10000人がただ1回訪れるのではなく、100人が100回訪れて何かが始まる」(地域おこし協力隊員の方からのお話より)
現在、地域おこしとして、ドラマや映画などの撮影地誘致に力を入れる市町村も少なくありません。しかしながらそれらは一過性の場合が多く、五城目町の目指すところではないとお話を伺いました。町の地域資源に価値の源泉を置いた「土着ベンチャー」の促進や「Share Village」をはじめ地域の資源を見直し、何か特別に新たなものを創造するのではなく、そこに”あるもの”の価値を最大化またはそれに新しい価値を生み出すという町づくりに大変興味を持ちました。
今後も何らかの形で五城目町と関わっていきたいと思うと同時にこの記事を読まれた1人でも多くの方が五城目町に少しでも興味を持ち、また直接町へ足を運んでくださったら嬉しい限りです。
参考記事:五城目町の広報誌
http://www.town.gojome.akita.jp/pdf/koho980_hp0405.pdf