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国際日本学部

山脇ゼミが東京都主催の多文化共生プレゼンコンテストに出場しました

2016年11月22日
明治大学 中野教務事務室(国際日本学部)

山脇ゼミの集合写真(最前列は出場メンバー)山脇ゼミの集合写真(最前列は出場メンバー)

東京国際フォーラムの会場東京国際フォーラムの会場

5大学の集合写真5大学の集合写真

2016年11月5日、東京国際フォーラムにて、東京都主催の多文化共生プレゼンコンテスト「多文化共生社会を目指して ~大学生が考える東京の未来 ~」が開催され、国際日本学部の平林歩さん、農上果帆さん、渋谷奈津子さん(以上4年)、土田都さん、相部光希さん、柳川優香さん(以上3年)の6名が山脇ゼミ代表として出場しました。

本コンテストは、東京都の大型人権啓発イベントとして、11月4日~6日に同会場で開催された「ヒューマンライツ・フェスタ東京2016」(関連記事はこちら)の一環として行われたものです。昨年度、山脇ゼミが提案し,実現に至った本コンテストは今年、2回目となりましたが、今大会の会場は去年の2倍の広さがあり、出場者を含めて、100名を超える参加者があり、より盛り上がりを見せる大会となりました。

今年は参加5大学のゼミのメンバーからなるプレゼン大会実行委員会が組織され、山脇ゼミからは青山沙弓さん(実行委員長、3年)、大塚綾乃さん(広報担当、3年)および高橋幸奈さん(4年)参加し、企画や運営を担いました。

コンテストの企画・運営にあたっては、企業と社会のダイバーシティ推進に取り組む電通ダイバーシティ・ラボ(DDL)の協力も得て、9月上旬にプレゼンの中間報告会が電通本社にて開かれ、全出場チームはDDLスタッフによるプレゼン内容や方法に関するアドバイスを受けました。

当日は、中央大学、東京外国語大学、法政大学、早稲田大学の出場チームとともに、山脇ゼミは、東京を国籍や民族などにかかわらず誰にとっても住みやすい都市(多文化共生都市)にするにはどうしたらよいか、プレゼンを行いました。

出場チームとプレゼン・テーマ

・中央大学 成田浩ゼミ「多文化共生プランin多摩」
・東京外国語大学 長谷部美佳ゼミ「Career Design & TOKYO ~育てよう夢のつぼみ~」
・法政大学 山田泉ゼミ「MOTTAINAI PROJECT~食から始まる多文化共生~」
・早稲田大学 山西優二ゼミ「ムスリムから見る多文化共生~自己と他者の関係の中で~」
・明治大学 山脇啓造ゼミ「Δキッズプログラムin東京~子どもが描くカラフルな未来~」

山脇ゼミは、外国人に対する日本語教育はある程度進められてきたものの、日本人に対する多文化共生教育が手薄であるという点に注目し、国際理解教育を超えた多文化共生に焦点を置いた教育プログラムを考え、提言しました。今大会では東京外国語大学が最優秀賞、早稲田大学が優秀賞と、残念ながら山脇ゼミは入賞することができませんでしたが、プレゼンテーションでは、この教育プログラムのモデルとして実際に行ったワークショップの様子をスライドに盛り込むなど、実現性に重きを置いたプランを提言し、聴衆の心に訴えかけました。

なお、最優秀賞と優秀賞を受賞した2チームは、2017年2月1日に行われる東京国際交流団体連絡会議の第二回研修会で再度、プレゼンを行う予定です。


・出場者の感想

平林歩さん(4年)
「日常の中でも意識して多文化共生を考えるきっかけになりました。今後はもっと多くの学生が参加するようになればいいなと思います。」

農上果帆さん(4年)
「賞は取れませんでしたが、全力を出しきることが出来ました!後悔ありません!この大会が多くの人にとって、多文化共生を考えるきっかけになればと思います。」

渋谷奈津子さん(リーダー、4年)
「夏休みから始まった準備は、苦しいながらも楽しい日々でした。入賞は逃しましたが、力は十分に出し切ったので悔いはありません。多文化共生というテーマに、5大学が様々な切り口でアプローチしていて、とても勉強になりました。」

土田都さん(3年)
「日々メンバーで努力し、協力してきた3ヶ月でした。結果は伴いませんでしたが、学びと達成感を得られる大会となりました。」

相部光希さん(3年)
「多文化共生とは何かをこんなに考えたことはありませんでした。賞を取れなかったのは悔しいですが、プレゼン自体に悔いは無いです!」

柳川優香さん(3年)
「6人全員が力を合わせて作り上げたものを無事皆さんに披露することができ、達成感でいっぱいです。これからも多文化共生について学んでいきたいと思います!」


・実行委員の感想

高橋幸奈さん(書記担当、4年)
「前回にはなかった定例会を各大学の代表を募って開いたことで、情報においてもフェアな状態で当日を迎えられたのは本当によかったです!ただ、これだけ話し合う場を設けても、意見の食い違いや、各大学との連携の薄さがありました。次回は是非、そういった細かい部分も修正していきながら、さらに素晴らしいプレゼン大会を作り上げていって欲しいです!」

青山沙弓さん(実行委員長、3年)
「今大会は全大学で協力して作り上げることができました。コンテストに勝敗はつきものですが、全メンバーの達成感に溢れた姿をみることができたことはとてもよかったです。」

大塚綾乃さん(広報担当、3年)
「今回広報担当を主に務めさせていただきましたが、去年よりも大きな会場ということで、初めはどのくらい集客できるかと不安でした。しかし、広報メンバーや、各大学の広報幹事などと連携して動くことで、去年よりもより多くの集客ができ、非常に嬉しく思います。来年は、今年よりも多くの方にご来場いただけるように頑張りたいです。」