国際日本学部の山脇ゼミナールは、9月20日(木)に、世田谷区の小学校で、ワークショップ「ちいさなせかい~ホワットアスモールワールド~」を行いました。今回のワークショップは、7月21日(土)と22日(日)に、中野区にある「なかのZERO」で山脇ゼミが行ったものと同様のワークショップであり、小学校の児童約60名を対象に、総合学習の授業の時間に体育館で行いました。
子どもたちは7,8人のグループに分かれ、言葉・食べ物・建物・衣服の4ブースをまわりながら、世界の文化について学んでもらいました。言葉ブースでは、レクチャーを通じて世界の挨拶(英語・中国語・韓国語・タイ語・スワヒリ語)を学び、食べ物ブースでは、前半に世界の食べ物についてのクイズに参加し、後半にはクイズに出てきた料理や各国の代表する料理のなかから子どもたちが好きな料理のカードを選び、自分だけのお子様ランチを作ってもらいました。
建物ブースでは、クイズとレクチャーを通じて宗教に関する建物について学び、そのあとに塗り絵・工作をしてもらい、衣服ブースでは、様々な国の伝統衣装をクイズから学び、最後に塗り絵をし、自分オリジナルの衣服を作ってもらいました。
児童たちは、楽しそうにクイズや工作に参加してくれて、私たちも楽しくワークショップを行うことができました。子どもたちが私たちのレクチャーに、興味津々に耳を傾け、真剣にクイズを解いている姿が見られ、世界についてこれからも関心を持ち続けてほしいと思いました。ワークショップが終わったあとでも、何人かの児童がさっそく学んだ世界の挨拶を実践している姿も見られました。
今回のワークショップは、子どもたちが世界の文化の多様性を知る機会になったのではないかと思います。子どもたちが世界の多様な文化を知り、それを身近に感じるようになることは、将来の多文化共生社会実現につながるのではないかと考えます。これからもこのような活動を続けていきたいと思いました。
(国際日本学部3年 渡邉夏佳)