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国際日本学部

岸ゼミが明星大学今野ゼミと連携してワークショップを開催しました

2019年10月04日
明治大学 中野教務事務室

VR体験VR体験

タブレット体験タブレット体験

プログラミング体験プログラミング体験

活用方法についての全体共有活用方法についての全体共有

 2019年9月29日に、岸ゼミの学生と明星大学今野ゼミが連携して、「ICT活用ワークショップ:テクノロジーで切り開く未来の教育」を実施しました。タブレット、プログラミング、ドローン、VRを体験し、学校教育の課題をこれらのICTを活用して如何に解決していけるかについて学生と現職教員が共に話し合いました。
 本ワークショップは、企画、実施、評価のすべてのプロセスを学生だけで行いました。ワークショップの対象は、教職課程の学生、教育に関心のある学生、現職教員で、学生12名、教員8名の合計20名が参加しました。
 以下は、本ワークショップを企画してくれた佐藤大輔さんによる報告です。

佐藤大輔(明治大学国際日本学部三年生)

明治大学岸ゼミと明星大学今野ゼミの合同でワークショップを開催しました。テーマは、「ICT活用ワークショップ:テクノロジーで切り開く未来の教育」です。ワークショップの目的は以下の三つです。
1.ICT機器に触れ、ICT機器をもっと身近な存在として感じる
2.ICT機器の教育現場での活用方法について考える
3.現職の先生がたと大学生がともに未来の教育について考える。

ICTの現場での活用方法についてヒントが欲しい現職の先生がた、教育や学びに関心のある学生がともに楽しくICTと未来の教育について考えるということを軸に据え、ワークショップを企画しました。ワークショップは(1)アイスブレイク、(2)ICT体験(ドローン、VR、プログラミング、タブレット端末)、(3)グループ発表(ポスター&ショートドラマ形式)で構成しました。

ワークショップ当日は、アイスブレイクの段階から和気藹々として雰囲気となり、終始プレイフルな雰囲気の中で進めることができました。誰もが積極的に参加してくれ、みんなが学びを楽しみながらワークショップを一緒に作っているということを感じました。

ICT体験では、ドローン、プログラミング、タブレット、VRの4つの機器を体験しました。私自身、はプログラミングを除くほかのICT機器を、誰かが使っているところは見たことあるけど自分で使ったことがありませんでした。しかし、実際に使ってみると、「楽しい!」「これは○○に活用できそうだな」と自分事として捉えることができました。まさにICTとの距離が縮まった瞬間でした。

ICTを体験した後は、4つのグループに分かれて、日本の学校教育の課題を整理し、これらのICT機器を使ってこれらをどう活用できるかについて学生と教員がともに話し合いました。発表は、ポスターでの発表に加えて、ミニドラマを演じる形式をとりました。ミニドラマにすることでイメージがより具体的になり、見ている方もわかりやすかったです。そして何より楽しかったです。学びと遊び、楽しさというものは共にあるべきだなぁと実感しました。

本ワークショップは、学生主催でした。学生の自分たちも、教育工学について学びつつ学んだことを社会に向けて何か貢献(ギブ)したいと考えてこのワークショップを企画しました。ワークショップでは、現場を知る先生がたから学ぶことも多く、誰もがお互いに刺激を与えあい、楽しみながら学ぶことができました。

今回のような他の大学提携は普段関わらない方と同じ目的を持って協働し、刺激を与えあい、仲間になれるとても良い機会でした。今後も大学提携を継続していきたいと思います。