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国際日本学部

【国際日本学部】佐藤郁ゼミの学生がJATA「海外卒業旅行企画コンテスト2019」でグランプリを受賞しました

2019年10月30日
明治大学 中野教務事務室

10月25日(金)にインテックス大阪で開催されたツーリズムEXPOジャパン2019会場にて、JATA(一般社団法人日本旅行業協会)が主催する「海外卒業旅行企画コンテスト」最終審査・公開プレゼンテーションが行われ、佐藤ゼミの学生が企画したツアー『子供に戻って大冒険〜ネバーランドへWE CAN FLY!〜』がグランプリ(最優秀賞)を受賞しました。

このコンテストは、若年層の海外旅行需要喚起の一環として実施されているもので、学生のユニークな発想で企画されたツアーをもとに、JATA会員旅行会社が一緒に旅行商品を作り上げていきます。今年度は、全国の大学や専門学校から過去最多の335の応募があり、1次・2次選考を経て、ツーリズムEXPOジャパン会場で行われる最終審査プレゼンテーションに進む6作品が絞り込まれました。

最終審査に進んだ6作品の中から、見事グランプリを受賞したツアー『子供に戻って大冒険〜ネバーランドへWE CAN FLY!〜』は、ピーターパンとその仲間たちと英国ロンドンを出発し、ネバーランドに見立てたイギリス南西部の離島「サーク島」を訪れる5日間のツアーです。このツアーには、ピーターパンの世界観に浸りながら、社会人になる前に子供に戻って仲間と大冒険をする様々な仕掛けや体験が組み込まれています。今回はANAセールス株式会社にご協力いただき、旅行企画のプロの方々から様々なアドバイスをもらいながら実際に旅程をブラッシュアップしていきました。

世界最大級の旅のイベント「ツーリズムEXPOジャパン2019」のメインステージで行われた公開プレゼンテーションでは、佐藤ゼミの3名の学生(常盤昂大さん、海老瑞紀さん、須藤愛日さん(佐藤ゼミ3年))が舞台に立ち、連日夜遅くまで練習を重ねた息のあったプレゼンテーションで、観客にツアーのコンセプトや想いをPRしました。当日は佐藤ゼミの学生や卒業生が大阪の会場まで駆けつけ、ともにグランプリ獲得の喜びを分かち合いました。

佐藤ゼミでは、課外活動としてこれまで毎年同コンテストに参加しています。今回は6回目の最終選考進出、4年振り4度目のグランプリ受賞となりました。優勝したチーム「ピーター班」には、日本旅行業協会から優勝賞品として旅行券30万円分、副賞としてANA エコノミークラス往復国際航空券が贈られました。

<受賞した学生のコメント>
今回、JATA主催の海外卒業旅行企画コンテストにおいて、グランプリを獲得することができ、とても嬉しいです。初めて「旅行」を企画しましたが、知識や経験も無い私にとっては何もかもがわからず、最初は不安なことしかありませんでした。テーマ決定後も、観光コンテンツを決めることができない部分や、現実味を失ってしまう部分など深く考えなければいけない点が数多くあり、不安が消えることはありませんでしたが、先生のアドバイスもあり、最終的には、私たちができる全てを出せた企画を作り上げることができました。また、最終審査会に向けてのプレゼンテーション練習では、ゼミの先生を始め、協力企業の方々、OB・OGの皆様、先輩、ゼミの友人、全ての方に協力をして頂きました。私たちだけでは気付くことができない点を指摘して頂き、細かい部分まで時間をかけて見てくださいました。人の心に訴えるプレゼンテーションを完成させることができ、そのプレゼンテーションでグランプリという結果を得ることができたことも、協力してくださった皆様のご尽力のおかげです。本当に感謝しています。そしてこれまで長い間、共に努力をしてくれたチームメイトにも感謝したいです。彼らがいたからこそ、ここまで向上心を持ち続けることができました。最高のプレゼンテーションができたことも、彼らがいてくれたからこそだと感じています。本当に感謝しています。このコンテストに参加したことは、私にとってとても有意義なものでした。この経験をより多くの分野で活かしながら、観光についての学びをより深めていきたいと思います。
(文:佐藤ゼミ3年 常盤昂大)

チームで1から考えた企画で、グランプリを受賞することができ、とても嬉しいです。5月から企画を考え始め、行き詰まることもあり、本当に完成させることができるのか、不安なときもありました。ですが、ゼミの後、遅くまで残ってチームで話し合い、考え抜き、自分達も納得の企画を創ることができました。最終選考に向けたプレゼンテーションの練習は、多くの方にアドバイスをもらい、チームでも休みの日に集まり練習をしました。なかなか上手くいかず、悔しい思いをする日もありましたが、ここでの練習を本番活かせたと思います。大きな舞台でのプレゼンテーションの経験がなく、不安もありましたが、本番は、楽しみながら発表することができ、企画の魅力を伝えられました。先生、企業の方、OB OGの方、先輩方、チームメンバー、ゼミのみんな、たくさんの人に支えられて、受賞することができました。支えてくださった皆様に、感謝を伝えたいです。この経験から旅の楽しさや魅力を、改めて感じました。これからもこの経験を活かし、観光について学んでいきたいと思います。
(文:佐藤ゼミ3年 海老瑞紀)

今回の経験を経て、旅行の企画をゼロから作ることや、自分たちの企画をどうしたら相手にうまく伝えられるのかを研究することは本当に難しいことだと改めてわかりました。パワーポイントを見やすいように工夫し、プレゼンでは滑舌を良くする練習や、演技力も求められ、そして何より5分きっかりにまとめなければならず、正直大変なこともたくさんありました。ですが、それ以上に楽しかった思い出がたくさんあります。人生の中で一番打ち込み、一番悔いのない結果を残せてとても嬉しいです。企業の方々や先生、先輩、友人。たくさんの素敵な方々に支えられ、最優秀賞を受賞することができました。本当にありがとうございました。
(文:佐藤ゼミ3年 須藤愛日)