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国際日本学部

ダイバーシティの研究を進める国際日本学部の教員と学生が丸井のインクルージョン・フェスに参加しました

2019年11月21日
明治大学 中野教務事務室

今年度から3年間、文部科学省の科学研究費助成事業として国際日本学部で進める「地域のダイバーシティ推進に関する現場生成型研究」(代表研究者・横田雅弘教授、共同研究者・佐藤郡衛特任教授、山脇啓造教授、岸磨貴子准教授)の一環で、中野区におけるダイバーシティ&インクルージョンをテーマにしたまちづくりのプロジェクト(中野ダイバーシティ・プラットフォーム、NDP)が始まっています。

中野区に本社を置く丸井グループが2019年11月15、16日に開催したインクルージョン・フェスは、社員とその家族を対象とした非公開イベントでしたが、15日午後に横田教授他3人の教員および研究協力者である伊藤義博・電通ダイバーシティ・ラボ代表が参加するセミナーが開かれ、NDPの構想が披露されました。約30人の参加者が集まりました。

また、その後には、国際日本学部の山脇啓造ゼミの学生たちによるやさしい日本語のワークショップも開かれました。やさしい日本語とは日本語が十分に理解できない人に対して、簡単な語彙で、短くはっきり話す日本語のことです。こちらも30名近い参加者が集まり、開始前には青木正久丸井社長も来場しました。

なお、今年度春学期には、中野区及び電通ダイバーシティラボとコラボした社会連携科目「ダイバーシティ都市・中野をつくる」(横田教授)や「ダイバーシティと社会」(佐藤教授)、国際日本学実践科目A「ダイバーシティと教育」(佐藤教授)、「多文化共生論」(山脇教授)、「企業のダイバーシティ経営と日本社会」(山脇教授)が、秋学期には野村ホールディングス、全日本空輸、東日本旅客鉄道とコラボした社会連携科目「ポスト2020大会の社会づくりーダイバーシティの観点から」(山脇教授、井上洋ダイバーシティ研究所参与)、ダイバーシティ研究所とコラボした社会連携科目「ダイバーシティ社会の到来とソーシャルビジネス」(田村太郎兼任講師、ダイバーシティ研究所代表)、国際日本学実践科目B「ダイバーシティと教育」(佐藤教授)等、ダイバーシティに関連した授業が設置されています。