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国際日本学部

国際日本学実践科目Aの履修生が、外国人講師をお招きして講演会を行いました!

2023年07月20日
明治大学 国際日本学部

2023年6月29日(4時限目)に、国際日本学実践科目(担当・小林明准教授)の履修生が、中野キャンパス515教室とZOOMのハイブリッド型にて、ルワンダ内戦を経験した永遠瑠(トワリ)・マリー・ルイズ氏をお招きして、講演会『ルワンダの悲劇〜命と教育の大切さ〜』を開催しました。参加者はオンライン参加を含め90人ほどでした。
この授業は、日本に長期間在住している外国人が如何に日本文化・社会を学び、適応しているかを拝聴することで、外からの目線で日本文化や社会の理解を深めることを目標としています。企画から実施までを履修生の力だけで講演会を開催するものです。

今回履修生が講師としてお招きしたマリー氏は、福島県の専門学校へ留学した後に、母国でルワンダ内戦を経験し、教育の大切さを実感されました。この出来事から、2000年に日本で「NPO法人ルワンダの教育を考える会」を設立され、現在も教育支援活動を行っています。

この講演会では、マリー氏自身が体験されたルワンダ内戦のこと、そこからマリー氏が子供たちに伝えたいと強く思ったことを話してくださいました。戦争で起きた事実のみではなく、戦争が始まった日のことや終わった後のことも、自分の肉眼で見た体験としてお話してくださいました。

以下に、視聴者の方々の声を共有させていただきます。

素敵な機会をありがとうございました。普段、明治の政治経済学部で学んでいますが、このような国際的なお話かつ、自分が高校時代調べていたルワンダのことだったので、中野に来て参加させていただきました。またこのような機会があれば参加させていただきたいです。本当にありがとうございました!

興味深い話を聞かせてもらえて勉強になりました。ネットや本で調べられることと実際に話をきくのでは大きく違ってくるのでこの機会を設けていただきありがとうございました。ルワンダについての知見や新たな価値観を得ることが出来ました。この度はご企画いただきありがとうございました!

ルワンダであれほどの悲劇があったにも関わらず、男女共同参画や男女平等において日本よりも優れているというのは驚くべき点でした。直接お話を聞けてとてもよかったです。ルワンダに行ってみたくなりました!このような講演会を授業で開催できるのは大変すばらしいことだと思います。

文責:履修生(岩城・栗栖・花咲)