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SDGsワークショップで父母会交流会

2024年03月29日
明治大学 国際日本学部

当日のポスター(土屋 志恵留さんが作成)当日のポスター(土屋 志恵留さんが作成)

2024年3月23日(日)に、明治大学中野キャンパスにて、父母会交流会を実施しました。本企画は、国際日本学部の英語クラスの4名が企画し、40名の保護者にご参加いただくことができました。

本企画は、SDGsについて体験できるワークショップです。岸ゼミのボードゲーム開発などでお世話になっているすなばコーポレーション代表の門川 良平さんのご協力を得て、「Get the Point(https://www.sdgsgtp.com/cont1/main.html)」を利用して行いました。

参加くださった保護者の方からは、「大学における新しい学び方を経験できた」「学生たちと対話しながらSDGsについて学ぶことができて充実していた」「学生たちがこういった企画をたてて、実施することに驚いた」といった声を聞くことができました。

以下、企画した学生らからの報告です。

報告:福留 颯(2年生)
今回の企画は私の思いつきによって学生や父母会、先生方、そして、すなばコーポレーションの門川良平さんも含めて、総勢40人の方々にご協力をいただいて開催することができました。企画の段階では、SDGsについて知ってもらう目的は何か?なぜ、父母会の親御さん方と企画を行うことに意義があるのか?場所の確保はどのようにすれば良いのだろうか?などの疑問や問題にぶつかることがありました。しかしながら、岸先生や門川さんと実際にボードゲームをシュミレーションプレイしたり、父母会の鈴木会長と話し合いを通して、解決策や新たな案を作り出したりできた経験はとても楽しく有意義でした。

報告:菅野 歩香(2年生)
今回のワークショップを通じて、保護者の方々と繋がりを持つことの面白さや重要性を感じました。認知度の高い“SDGs”ですが、自分事として捉えている人は多くありません。特に、保護者の方々は、学生時代に“SDGs”を学ぶ機会が無かったことから、自分事として捉えにくいのだと思います。そのため、今回ボードゲームを通して、一緒に本質を理解する機会を作ることが出来たことは非常に面白い経験になりました。学生と保護者の関係は、「講義で様々なことを学ぶ学生」と「それを応援・支援する保護者」というものが普通です。しかし、同じ社会を構成する一員として、共に学び、解決策を考えていくことが今後必要になってくるのではないか、と実感しました。

報告:土屋 志恵留(2年生)
今回のワークショップで父母会の方々と交流するのは2回目でした。このイベントに関わりたいと思ったのもGJS DAYの時行ったキャンパスツアーで生まれた縁を大切にしたいと感じたからでした。ワークショップの内容を考えている時や本番前は参加してくれる人達に楽しんでもらえるか、滞りなく進行できるか不安でしたが、実際にゲームに参加してくれた方々周りで見学していた方々みんな盛り上がっているのを肌で感じとても嬉しかったです。イベント終了時にはたくさんの感想を書いていただき、また帰り際には温かい言葉をたくさんかけていただきました。より楽しいイベントにしていくためにも今回のワークショップを糧に企画していけたらと思います。

報告:棟方 翔太(2年生)
今回開催したSDGs学習ゲームワークショップでは、父母会の方々に大学生の生活や授業を体験してもらい、SDGsについて学んでいただくことを目的としていました。しかしながら、私自身もアースオーバーシュートデー等、SDGsについて新たに学ぶことがありました。この企画は多摩地区父母会、すなばコーポレーションの門川良平さん、国際日本学部の岸先生、国際日本学部研究科のジウンさん、大学事務室のお力添えのおかげで開催できました。同じ目標を立てて、それに向けて協力して達成していくことはSDGsでもワークショップの運営でも同様だと感じました。今回の運営から学んだことを活かして、今後も参加してくださる方々に楽しんでいただけるような企画をしていきたいと思います。

鈴木 豊(多摩地区父母会会長)
今回の学生達と多摩地区父母会の共創企画については、明治大学、岸先生、父母会連携事務室、関係団体の皆様の全面的なご協力のもとで実施ができました。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
学生達の真摯な提案から始まった本企画は、学生主導で見事に父母会を巻き込みながら検討がすすめられました。今回の共創企画で、学生と父母会という新しいコラボレーションによる「学び」のスタートを全国に先駆けて切ったと言っても過言ではないと思います。
多摩地区父母会は第2弾の「学び」に向けて、引き続き学生達と連携し、明治大学および学生たちの「前へ」を応援していきます。

岸 磨貴子(国際日本学部 教員)
ある日学生たちから、保護者の方と一緒に学ぶ機会を持ちたい、と相談があり、この企画がはじまりました。SDGsをテーマとした企画内容で、まさに世代間パートナーシップが不可欠であることから、この企画にとても意義を感じました。国際日本学部では、地域連携、企業連携などの機会が多く、彼らが授業を通してつながった企業に相談し、連携できることになりました。学生らが自分達で内容や方法を考え、準備し、当日を迎えました。彼らのやりたい、挑戦したいという気持ちを形にできたこと、そして、この企画を通して、私たち大人にも大きな刺激になったことからも、とてもよい企画でした。

当日の様子