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国際日本学部

社会連携科目D「MUSIC WAY PROJECT エンタテインメント実践講座」に、ダイノジ(大谷ノブ彦さん、大地洋輔さん)が登壇されました。

2025年11月21日
明治大学 国際日本学部

大地洋輔さん(左)  大谷ノブ彦さん(右)大地洋輔さん(左)  大谷ノブ彦さん(右)

社会連携科目D「MUSIC WAY PROJECT エンタテインメント実践講座」は、エンタメ業界の第一線で活躍する多彩なゲスト講師を迎えて、現在進行形の事象を体感し、学びを実践へとつなげる機会を創出する科目です。「MUSIC WAY PROJECT」は、CEIPAとTOYOTA GROUPが展開する教育・人材支援プログラムを担う事業です。
 
2025年11月13日には、お笑いコンビ・ダイノジのお2人が登壇されました。
大分県佐伯市で中学校の同級生だった大谷さん(政治経済学部卒)と大地さんは、高校卒業後、東京・銀座の街角で運命的な再会を果たし、コンビを結成しました。
講義では、大地さんが「エアギター世界選手権」で優勝した経験をはじめ、数々の実体験に基づくお話をされました。また、大谷さんは松尾芭蕉の俳句を題材にするなど、多様な例示を通じて受講生に大きな示唆を与えてくださいました。そして締めくくりには、漫才をライブで披露され、教室全体が笑いと熱気に包まれました。
本授業では、メディアとしての「コンテンツ」だけでなく、「パフォーミング・アーツ」としてのエンタテインメントについても多角的に考察していきます。
担当: 原田悦志(兼任講師) 
 
芸人として
コンビで
母校の教壇に立つのはなんだか
不思議な気持ちでした
学生のみんな
ありがとうございました
社長になったら呼んでね
大谷ノブ彦さん

素敵な感想ありがとうございます!
大学生の皆さんに、教える事なんてあるかな?と思いましたが、やってみてよかったです!
こっちが皆さんから沢山の事を学ぶ事が出来ました!
皆さんの真っ直ぐな目を見て、初心を思い出しました!
本当にありがとうございました!
大地洋輔さん

【受講生の声】
今回の講義を聞いて、大谷さんの語るエンタメと人生への深い洞察に強く引き込まれました。特に印象的だったのは、大地さんのエアギターを松尾芭蕉の引き算の美学と結びつけた視点です。40秒間ギターが鳴らない曲を選ぶという斬新さは、常識を疑い、弱さや無を強さに転換するエンタメの本質を示していると感じます。不安は人生の甘美だ、不安よりも夢中が勝った、という言葉は、厳しい競争を勝ち抜いてきたからこその重みがあります、選択肢の多い現代で迷う私たちへ、幸せな方を選んでと、背中を押してくれる力強いメッセージだと感じました。
国際日本学部4年 濱野藍⼦
 
私は生で芸人さんのトークを聞くのは初めてでした。テンポの良い会話とリズム感の心地よさに引き込まれ、聞いているだけで自然に笑ってしまいました。特に講義の最後に披露してくださった漫才は強く印象に残っています。トークと同じく、漫才でも緩急や間の取り方が巧みで、笑いのタイミングを自然に導かれているように感じました。中野キャンパスまで来ていただき、さらに漫才を披露してくださったことに感謝の気持ちが溢れました。また、大地さんのエアギターのお話から、「天然の面白さ」と「考え抜かれた面白さ」の両方が存在することを学びました。学生に話を振る工夫や、真面目な話とユーモアを交互に挟む構成も印象的で、最後まで飽きずに講義を楽しむことができました。講義でこんなにも笑うことはないので、笑いと学びが融合した、大変面白い時間でした。ありがとうございました。
国際日本学部2年 東山ななみ
 
エンタメを通じて世界の人とつながれることができるという言葉が印象に残った。確かに、エンタメは互いの共通の話題になり、人と人をつなげる力があると改めて感じた。また、ダイノジさんが地方創生のためにフェスを立ち上げた話を聞き、エンタメには、これまで訪れなかった人々を新たな場所へと導く力があることを実感した。さらに、何か成果を出すためには習慣化し、日々積み重ねることが大切だという話も心に残った。これは、今後自分が何かに挑戦するときにとても役立つ考え方だと思う。
国際日本学部1年 来住野凛南