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国際日本学部

国際交流基金が招聘した東南アジア大学院生と山脇ゼミの交流会が行われました

2026年08月31日
明治大学 国際日本学部

国際日本学部山脇ゼミは、2026年7月8日に、国際交流基金が主催する「日本研究を志す東南アジアの若手研究者のためのサマープログラム」の一環として、明治大学中野キャンパスでのディスカッションおよび大久保でのまちあるきを実施しました。3年と4年あわせて9名のゼミ生が参加しました。

午前中は、東南アジアから来日した大学院生19名とキティ・プラサートスック・タマサート大学教授を中野キャンパスに迎え、キャンパスツアーを行った後、山脇啓造教授による日本の移民政策の概要そして午後にフィールドワークを行う大久保地域に関する講義が行われました。続いて、山脇ゼミ生がやさしい日本語ワークショップなど、ゼミ活動を紹介した後、グループに分かれてディスカッションを行いました。日本における多文化共生の未来像や、東南アジアにおける多様性の考え方について意見を共有し、共に学びあう貴重な時間となりました。

午後は、大久保地域に移動し、アジア各国の料理を楽しみながら交流を深めました。院生が自国の料理を紹介する場面もあり、食を通じて交流が進み、親睦が深まりました。食事の後は、グループごとに一時間ほど大久保のまちを歩いて、大久保は多様な文化が共存するが、文化背景の異なる人々の交流は少ない「共存のまち」なのか、文化背景の異なる人々が共に生きる「共生のまち」なのかを探りながら、まちの様子を観察しました。最後に、当日の活動を振り返りながら、「共存」か「共生」かについてディスカッションを行い、プログラムを締めくくりました。6つのグループのうち、前者を支持するグループは3つ、後者を支持するグループも3つでした。

山脇ゼミとしても、これまで「やさしい日本語」のワークショップを国内の自治体や企業、学校などで実施してきましたが、今回の交流を通じてその取り組みに強い関心を持ってもらえたこと、また、東南アジアの院生とのディスカッションを通じて日本の多文化共生をより多様な視点から考えることができ、非常に有意義な学びとなりました。

以下は参加した学生の感想です。
キャンパスツアーでは、日本の大学での勉強や、学生生活について、多くの質問をいただきました。明治大学をはじめ山脇ゼミの活動についても興味関心を持って様々な質問をしてもらえたことも嬉しかったです。タイ人の大学院生から、行政や企業に向けて「やさしい日本語」を広める活動をしていることはとても大切なことだとの感想をいただきました。また、大久保でのまち歩きでは、様々な国の文化が「共生」していることに関心を持ったというコメントも非常に印象に残りました。   
(4年 山崎一空)

昨年と同様に多文化共生に関心がある院生と積極的に交流ができました。特にランチやまち歩きを通じて、お互いの文化を紹介しあったり、様々な文化に触れられたりしたことが、とても良い経験だったと思います。このような交流会を通じて、山脇ゼミの新たなプロジェクトの発展につながれば良いなと思いました。
(4年 竹蓋愛香)

特にまち歩きなど楽しんでくださっている姿がとても印象的で、やりがいを感じました。大久保を歩いている時も地域の歴史や標識の意味など気になったことをたくさん質問してくださって、私自身の学びにも繋がったように感じています。
(4年 長谷川由芽)

キャンパスツアーやディスカッションでは、院生たちが積極的に質問をしてきてくれたので、明治大学での学びに関心を持ってくれていると感じました。自分にとっては、ゼミでの学びを言語化して話すいい機会であったとも思います。「共存」か「共生」という議論において、大久保のまち歩きを通して院生たちが感じたことについて話を聞いたことは大きな刺激になりました。来年度も機会があれば、ぜひ参加したいです。
(3年 中西葵彩)

これまで日本に関心がある外国の方と直接関わる機会がなかったので、貴重な機会でした。山脇先生の講義の後、やさしい日本語を広める上で困難なことは何かなど、私たちの活動にも関心を持ってくださっていて、嬉しかったです。また、お互いの学びを共有できる場があればより新たな学びが得られそうだと感じました。
(3年 西本聖香)

日本や日本語に関心を持つ方々と一緒に話をすることができ、とても良い機会になりました。外国人の立場から、やさしい日本語の必要性について共感しながら話し合うことができ、印象に残っています。交流を通して、国籍や文化的背景の異なる人々と話すことの大切さを実感し、多文化共生について改めて考えるきっかけとなりました。
(3年 ユン・ダイン)