卒業生の声
山脇啓造研究室が「高校生のための多文化共生サマースクール2026」を開催しました
2026年09月09日
明治大学 国際日本学部
近年、日本で暮らす外国人住民が増加し、多文化共生への関心が高まる中、高校の授業や探究活動などで「やさしい日本語」や「多文化共生」をテーマに取り上げる高校生も増えています。そうした高校生を主な対象として、国際日本学部の山脇啓造研究室は、8月25日、26日の2日間、「高校生のための多文化共生サマースクール2026」を中野キャンパスで開催しました。昨年度に続き、2回目の実施となりました。
DAY1を「やさしい日本語」、DAY2を「多文化共生」とし、講義で学ぶだけでなく、ワークショップや高校生同士、大学生との交流を通じて、自分たちに何ができるかを考えるプログラムとしました。DAY1には25人、DAY2には33人の高校生が参加し、両日参加した12人を含め、延べ58人が参加しました。首都圏の生徒が中心でしたが、和歌山県や福島県、静岡県からの参加者もいました。スタッフとして、山脇ゼミと山脇教授担当の国際日本学実践科目の学生あわせて両日で延べ11名も参加しました。
8月25日のDAY1では、「やさしい日本語」をテーマに、まず山脇教授が、その背景や多文化共生との関係について講義しました。続いて、やさしい日本語普及連絡会の吉開章代表が、やさしい日本語について具体的な事例を交えながら講義を行いました。さらに、山脇ゼミの学生が進行するワークショップでは、高校生が実際に「やさしい日本語」を考え、グループで意見を交換しました。
8月26日のDAY2では、山脇教授による「多文化共生入門」の講義に続き、通訳翻訳会社ランゲージワンのカブレホス・セサル執行役員(多文化共生ディレクター)が「多言語時代を拓く」と題して、多言語サービスの意義や、社会の様々な場面で言葉の壁を乗り越えるための取組について講義しました。その後、山脇ゼミの活動報告と、日常の中にある無意識の偏見や言動について考える「マイクロアグレッション」のワークショップを行いました。
両日とも、講義やワークショップだけでなく、参加した高校生同士や山脇ゼミの学生と交流する時間を設けました。同じテーマに関心を持つ他校の高校生との意見交換や明大生との交流も、サマースクールの大きな特徴となりました。
終了後のアンケートでは、DAY1の回答者15人のうち14人が全体のプログラムに「満足」または「どちらかといえば満足」と回答しました。DAY2では回答者22人全員が「満足」または「どちらかといえば満足」と回答しました。また、DAY2で個別に尋ねた山脇教授とセサル氏の講義、マイクロアグレッションのワークショップについても、とても高い評価を得ました。
自由記述からは、参加者が新しい知識を得ただけでなく、それまでの考え方を見直し、自分自身の生活や将来の行動につなげようとしていることがうかがえました。以下、参加した高校生の感想です。
<DAY1 やさしい日本語>
「今回のサマースクールを通してやさしい日本語とはなにかを本質的なところから生い立ちまで知れた。今まで外国人とのコミュニケーションの手段は英語という先入観があったが、やさしい日本語で日本語を話したい留学生や、英語圏ではない外国人と交流できるという話を聞いて、自分の視野も広がった。」
「やさしい日本語は多文化共生におけるコミュニケーション技術だと思っていましたが、今回の講座でその技術が生まれた背景、そして外国人だけでなく日本人にとってもそのわかりやすさは有用性を持つことが分かり、やさしい日本語の多様な使い方が模索できました。」
「やさしい日本語は万能ではないと知ったときに、その解決策として自分に何ができるのか考えるきっかけとなりました。また、改めて多文化共生についてもっとポジティブな人が増えると良いなとこの講座を通して感じました。」
<DAY2 多文化共生>
「今回のサマースクールでは、日本で現在行われている多文化共生社会の実現に向けた取り組みについて知ることができただけでなく、多文化共生の実現には行政や企業だけでなく、一般市民や学校など、さまざまな立場からのアプローチが必要不可欠であることを改めて理解しました。私自身も、外国人とともに社会をつくっていく一員として、自分にできることから実践し、行動していきたいと強く感じました。」
「外国人が日本社会に適応するだけではなく、社会の側も変わる必要があるという考えが印象に残りました。また、多言語対応についての講義では、言葉の壁が医療や行政、仕事などにも関わることを知り、多文化共生には制度や仕組みを整えることも必要だと学びました。」
「今回のサマースクールを通して、多文化共生は外国人に関わる人だけの問題ではなく、日本に暮らすすべての人に関係するテーマだと感じました。今後は今回学んだことを自分の探究活動にも生かし、『外国人が増えた日本で、どのような社会をつくるべきか』という視点から、さらに考えを深めていきたいです。」
また、「大学生の先輩方と交流できたのがよかった」「私もこんな大学生になりたい」「国際日本学部で学びたいと感じた」といった声も寄せられました。
DAY1を「やさしい日本語」、DAY2を「多文化共生」とし、講義で学ぶだけでなく、ワークショップや高校生同士、大学生との交流を通じて、自分たちに何ができるかを考えるプログラムとしました。DAY1には25人、DAY2には33人の高校生が参加し、両日参加した12人を含め、延べ58人が参加しました。首都圏の生徒が中心でしたが、和歌山県や福島県、静岡県からの参加者もいました。スタッフとして、山脇ゼミと山脇教授担当の国際日本学実践科目の学生あわせて両日で延べ11名も参加しました。
8月25日のDAY1では、「やさしい日本語」をテーマに、まず山脇教授が、その背景や多文化共生との関係について講義しました。続いて、やさしい日本語普及連絡会の吉開章代表が、やさしい日本語について具体的な事例を交えながら講義を行いました。さらに、山脇ゼミの学生が進行するワークショップでは、高校生が実際に「やさしい日本語」を考え、グループで意見を交換しました。
8月26日のDAY2では、山脇教授による「多文化共生入門」の講義に続き、通訳翻訳会社ランゲージワンのカブレホス・セサル執行役員(多文化共生ディレクター)が「多言語時代を拓く」と題して、多言語サービスの意義や、社会の様々な場面で言葉の壁を乗り越えるための取組について講義しました。その後、山脇ゼミの活動報告と、日常の中にある無意識の偏見や言動について考える「マイクロアグレッション」のワークショップを行いました。
両日とも、講義やワークショップだけでなく、参加した高校生同士や山脇ゼミの学生と交流する時間を設けました。同じテーマに関心を持つ他校の高校生との意見交換や明大生との交流も、サマースクールの大きな特徴となりました。
終了後のアンケートでは、DAY1の回答者15人のうち14人が全体のプログラムに「満足」または「どちらかといえば満足」と回答しました。DAY2では回答者22人全員が「満足」または「どちらかといえば満足」と回答しました。また、DAY2で個別に尋ねた山脇教授とセサル氏の講義、マイクロアグレッションのワークショップについても、とても高い評価を得ました。
自由記述からは、参加者が新しい知識を得ただけでなく、それまでの考え方を見直し、自分自身の生活や将来の行動につなげようとしていることがうかがえました。以下、参加した高校生の感想です。
<DAY1 やさしい日本語>
「今回のサマースクールを通してやさしい日本語とはなにかを本質的なところから生い立ちまで知れた。今まで外国人とのコミュニケーションの手段は英語という先入観があったが、やさしい日本語で日本語を話したい留学生や、英語圏ではない外国人と交流できるという話を聞いて、自分の視野も広がった。」
「やさしい日本語は多文化共生におけるコミュニケーション技術だと思っていましたが、今回の講座でその技術が生まれた背景、そして外国人だけでなく日本人にとってもそのわかりやすさは有用性を持つことが分かり、やさしい日本語の多様な使い方が模索できました。」
「やさしい日本語は万能ではないと知ったときに、その解決策として自分に何ができるのか考えるきっかけとなりました。また、改めて多文化共生についてもっとポジティブな人が増えると良いなとこの講座を通して感じました。」
<DAY2 多文化共生>
「今回のサマースクールでは、日本で現在行われている多文化共生社会の実現に向けた取り組みについて知ることができただけでなく、多文化共生の実現には行政や企業だけでなく、一般市民や学校など、さまざまな立場からのアプローチが必要不可欠であることを改めて理解しました。私自身も、外国人とともに社会をつくっていく一員として、自分にできることから実践し、行動していきたいと強く感じました。」
「外国人が日本社会に適応するだけではなく、社会の側も変わる必要があるという考えが印象に残りました。また、多言語対応についての講義では、言葉の壁が医療や行政、仕事などにも関わることを知り、多文化共生には制度や仕組みを整えることも必要だと学びました。」
「今回のサマースクールを通して、多文化共生は外国人に関わる人だけの問題ではなく、日本に暮らすすべての人に関係するテーマだと感じました。今後は今回学んだことを自分の探究活動にも生かし、『外国人が増えた日本で、どのような社会をつくるべきか』という視点から、さらに考えを深めていきたいです。」
また、「大学生の先輩方と交流できたのがよかった」「私もこんな大学生になりたい」「国際日本学部で学びたいと感じた」といった声も寄せられました。








