卒業生の声
【岸ゼミ】アートを通じて価値観が繋がる:南カリフォルニア大学とのABR合同ゼミを開催しました
2026年07月22日
明治大学 国際日本学部
今年も、米国・南カリフォルニア大学と岸ゼミによるABR合同ゼミを実施しました。
この合同ゼミは、3年前、南カリフォルニア大学のMiya先生からご相談をいただいたことをきっかけに始まりました。映像、ダンス、小説、ビジュアルアートなど、さまざまなアート制作に取り組む南カリフォルニア大学の学生たち。岸ゼミでは、アートを研究手法として用いながら、「共生」と「コミュニケーション」をテーマに研究を進めています。異なる文化的背景や専門分野をもつ学生たちが集まり、互いの活動を体験し、考えを伝え合うABR合同ゼミ。今年も、さまざまな価値観や経験、関心が交わり、新たな発見や視点が生まれる貴重な時間となりました。
◾️数字を軸に、価値観の違いを知る
今年の合同ゼミでは、大きく3つの取り組みを行いました。1つ目は、岸ゼミ8期生が中心となって企画した、異文化コミュニケーションをテーマとするABR実践です。このワークでは、言葉だけでは表しにくい価値観や文化的背景の違いを、数字などを用いて表現し、互いの考えや経験を共有しました。同じように見える回答であっても、その数字を選んだ理由は一人ひとり異なります。一方で、異なる回答のなかに、思いがけない共通点が見つかることもありました。数字をきっかけに、それぞれの経験や考えを語り合うことで、普段の会話だけでは見えにくい価値観の違いに触れ、対話を深めました。
◾️身体を動かしながら、多数派と少数派を考える
2つ目は、岸ゼミ9期生が開発した「マイノリティスポーツ」の実践です。マイノリティスポーツは、障害の有無やスポーツの得意・不得意にかかわらず、誰もが参加できるようにルールや方法を工夫した、ゆるやかなスポーツです。勝つことや高い運動能力を競うことだけを目的とせず、それぞれの違いを生かしながら、参加者全員が一緒に楽しめる場をつくることを目指しています。言語や文化的背景の異なる学生たちも、身体を動かしながら同じ時間を共有するうちに、自然と声を掛け合い、笑顔を見せるようになりました。言葉だけに頼らず、一緒に身体を動かすことが、互いの距離を縮め、コミュニケーションを始めるきっかけとなりました。
◾️6つのグループで研究と関心を共有
3つ目は、総勢51名による交流会です。
参加者は6つのグループに分かれ、岸ゼミが取り組んでいるABR実践について発表しました。南カリフォルニア大学の学生たちと意見を交わしながら、それぞれの実践の目的や方法、そこから得られた気づきを共有しました。また、南カリフォルニア大学の学生たちからも、映像、ダンス、小説、ビジュアルアートなど、それぞれが取り組んでいる研究や制作について紹介してもらいました。異なる表現方法や専門分野に触れることで、アートと研究の多様な結びつきについて考える機会となりました。
◾️英語で伝えることで、自分たちの研究を捉え直す
英語で研究内容を説明し、ディスカッションを行うことは、岸ゼミの学生たちにとって大きな挑戦でした。しかし、自分たちの実践を、異なる文化的背景をもつ相手に伝えようとするなかで、普段は意識していなかった研究の特徴や課題が見えてきました。南カリフォルニア大学の学生たちから寄せられた質問や意見も、自分たちの研究を別の視点から見つめ直し、ABRへの理解を深めるきっかけとなりました。単なる英語での発表だけではなく、相手の反応を受け取りながら説明を重ねることそのものが、互いの考えを知るための大切な対話となりました。
◾️お菓子を囲んで生まれた、もう一つの交流
交流会の最後には、アメリカと日本のお菓子を持ち寄り、「お菓子パーティー」を開きました。味や食感、パッケージの違いについて話したり、おすすめのお菓子を紹介し合ったりするなかで、研究発表の時間とはまた違った、リラックスした会話が生まれました。身近な食文化をきっかけに、それぞれの暮らしや好みについて話す時間も、互いを知る大切な交流の一つとなりました。
◾️異なるからこそ、生まれる対話
今年のABR合同ゼミもとても充実した時間を一緒につくりあげることができました。さまざまな表現を通して相手を知り、自分たちの研究を捉え直し、新しい問いや関心を持ち帰る。3年目を迎えたABR合同ゼミも、一人ひとりにとってかけがえのない時間となりました。
この合同ゼミは、3年前、南カリフォルニア大学のMiya先生からご相談をいただいたことをきっかけに始まりました。映像、ダンス、小説、ビジュアルアートなど、さまざまなアート制作に取り組む南カリフォルニア大学の学生たち。岸ゼミでは、アートを研究手法として用いながら、「共生」と「コミュニケーション」をテーマに研究を進めています。異なる文化的背景や専門分野をもつ学生たちが集まり、互いの活動を体験し、考えを伝え合うABR合同ゼミ。今年も、さまざまな価値観や経験、関心が交わり、新たな発見や視点が生まれる貴重な時間となりました。
◾️数字を軸に、価値観の違いを知る
今年の合同ゼミでは、大きく3つの取り組みを行いました。1つ目は、岸ゼミ8期生が中心となって企画した、異文化コミュニケーションをテーマとするABR実践です。このワークでは、言葉だけでは表しにくい価値観や文化的背景の違いを、数字などを用いて表現し、互いの考えや経験を共有しました。同じように見える回答であっても、その数字を選んだ理由は一人ひとり異なります。一方で、異なる回答のなかに、思いがけない共通点が見つかることもありました。数字をきっかけに、それぞれの経験や考えを語り合うことで、普段の会話だけでは見えにくい価値観の違いに触れ、対話を深めました。
◾️身体を動かしながら、多数派と少数派を考える
2つ目は、岸ゼミ9期生が開発した「マイノリティスポーツ」の実践です。マイノリティスポーツは、障害の有無やスポーツの得意・不得意にかかわらず、誰もが参加できるようにルールや方法を工夫した、ゆるやかなスポーツです。勝つことや高い運動能力を競うことだけを目的とせず、それぞれの違いを生かしながら、参加者全員が一緒に楽しめる場をつくることを目指しています。言語や文化的背景の異なる学生たちも、身体を動かしながら同じ時間を共有するうちに、自然と声を掛け合い、笑顔を見せるようになりました。言葉だけに頼らず、一緒に身体を動かすことが、互いの距離を縮め、コミュニケーションを始めるきっかけとなりました。
◾️6つのグループで研究と関心を共有
3つ目は、総勢51名による交流会です。
参加者は6つのグループに分かれ、岸ゼミが取り組んでいるABR実践について発表しました。南カリフォルニア大学の学生たちと意見を交わしながら、それぞれの実践の目的や方法、そこから得られた気づきを共有しました。また、南カリフォルニア大学の学生たちからも、映像、ダンス、小説、ビジュアルアートなど、それぞれが取り組んでいる研究や制作について紹介してもらいました。異なる表現方法や専門分野に触れることで、アートと研究の多様な結びつきについて考える機会となりました。
◾️英語で伝えることで、自分たちの研究を捉え直す
英語で研究内容を説明し、ディスカッションを行うことは、岸ゼミの学生たちにとって大きな挑戦でした。しかし、自分たちの実践を、異なる文化的背景をもつ相手に伝えようとするなかで、普段は意識していなかった研究の特徴や課題が見えてきました。南カリフォルニア大学の学生たちから寄せられた質問や意見も、自分たちの研究を別の視点から見つめ直し、ABRへの理解を深めるきっかけとなりました。単なる英語での発表だけではなく、相手の反応を受け取りながら説明を重ねることそのものが、互いの考えを知るための大切な対話となりました。
◾️お菓子を囲んで生まれた、もう一つの交流
交流会の最後には、アメリカと日本のお菓子を持ち寄り、「お菓子パーティー」を開きました。味や食感、パッケージの違いについて話したり、おすすめのお菓子を紹介し合ったりするなかで、研究発表の時間とはまた違った、リラックスした会話が生まれました。身近な食文化をきっかけに、それぞれの暮らしや好みについて話す時間も、互いを知る大切な交流の一つとなりました。
◾️異なるからこそ、生まれる対話
今年のABR合同ゼミもとても充実した時間を一緒につくりあげることができました。さまざまな表現を通して相手を知り、自分たちの研究を捉え直し、新しい問いや関心を持ち帰る。3年目を迎えたABR合同ゼミも、一人ひとりにとってかけがえのない時間となりました。








