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国際日本学部

山脇ゼミが11月に実施予定の多文化共生イベント「ちえるあるこ」のリハーサルを行いました

2022年09月14日
明治大学 国際日本学部

国際日本学部山脇ゼミが11月12日(土)に開催予定の多文化共生イベント「ちえるあるこ」のリハーサルを、2022年8月28日に中野キャンパスの多目的室で行いました。「ちえるあるこ」は11月12、13両日に中野駅周辺を会場として開かれる中野区最大級のイベント「中野にぎわいフェスタ」のプログラムの1つとして企画を進めているもので、区民公益活動として中野区役所から助成を受けています。山脇ゼミ4年生(12期生)のメンバーと東京近辺に住む外国ルーツのメンバーが協働してイベントの企画を行なっていることが特徴です。

「ちえるあるこ」はエスペラント語で虹という意味です。エスペラント語は言葉が違う人たちがお互いを理解したいという気持ちからできた言葉であり、「ちえるあるこ」では国や文化の異なる多様な人が集まって、それぞれの色を出し、たくさんの色を合わせて虹を作ることを目標としています。

「ちえるあるこ」は、2021年10月に東京都が主催したダイバーシティ・プレゼンコンテストで最優秀賞を獲得したプレゼン内容を実現した活動です。 *プレゼンコンテスト学部記事(こちらへ

「ちえるあるこ」で大切にしていることは協働です。お互いの違いを認め合い、力を合わせて共に働くことによって、単なる交流を超える強い絆を生み出すことを目的としています。
実際の活動の中では「遠慮しないで何でも言うこと」や「相手の考えを大切にすること」などの「ちえるあるこカルチャー」を大切にしながら、日々イベントの内容や開催に向けての準備を進めています。

今回のリハーサルでは、「ちえるあるこ」のイベントとして企画中のゲームを初めて実際の形で行い、当日の流れについての理解を深め、改善点について話し合いました。これまで話し合いを進めてきた中で、実際にみんなでゲームを行う機会はなかったため、真剣に取り組む中でも、とても楽しい雰囲気でリハーサルを行うことができました。

リハーサルを進めた中で思いついたことをホワイトボードに記載したり、Googleフォームのアンケートにその場で答えてもらうなどして、ゲームをより良くするために必要なことについてメンバー全員で考えました。

具体的には、景品の内容、参加者のモチベーションをいかに高められるか、ゲーム内での協働感をどのように高めるか、各ゲームの時間設定をどう変えるか、参加者へのゲーム説明を分かりやすくするにはどうするかなど、多くの意見が挙がり、今後の改善のための有意義な時間となりました。

リハーサル終了後には余った時間を使って、ドッジボール大会が開催されました。日々担当している班ごとにチーム分けされた対抗戦形式で、勝利チームには景品も用意されていたため、予想以上に白熱した時間になりました。ドッジボールを初めて行うメンバーもいる中で、ルールを全員で確認してから競技を行い、みんなで笑顔が溢れる楽しい時間を過ごすことができました。

今回のリハーサルで分かった改善点、そしてさらに深まったメンバーの絆を活かして、11月12日のイベント当日まで、精一杯全員で頑張っていきたいと思います。また、日々の活動の様子や「ちえるあるこ」についての情報などをInstagramにも掲載しているので、興味を持ってくれた方はフォローしていただけると幸いです。よろしくお願いします!
(4年 盛永樹)

ちえるあるこInstagram: https://www.instagram.com/cxielarko__/
山脇ゼミ・ホームページ: https://yamawaki-seminar.o0o0.jp/