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演習(ゼミナール)紹介[田中 牧郎 TANAKA Makiro]

明治大学国際日本学部 演習(ゼミナール)紹介
田中 牧郎 教授
 TANAKA Makiro
(担当科目)  日本語学 / (Lecture) Japanese Linguistics
(開講言語) 日本語 / (Language) Japanese


■演習テーマ / Theme
日本語の歴史と現在
日本文化の基本であり、日本社会がよって立っている「日本語」を、歴史的視点を踏まえて研究します。3年次では、どのような歴史を経て現在の日本語の姿になってきたかを研究し、4年次では、現代社会と日本語の関連を研究するとともに、各自の研究を卒業論文にまとめていきます。
■授業内容 / Activities
<3年次>
 日本語は、原始時代に日本列島に住み着いた人々の話し言葉として始まり、漢文と出会って書き言葉を持ったことで、平安時代までに言語文化を花開かせ、世界に誇る『源氏物語』を生み出しました。明治時代には西洋語の翻訳や、文体改革を経て、近代的な言語に変貌しました。日本語の変遷の具体的過程を、文献調査(古典を読む)、コーパス調査(データベースを調べる)、フィールド調査(話し言葉を聞き取る)の方法論を身に付けながら研究します。これらを通して、日本語の研究方法を身に付けていきます。

<4年次>
 現在の日本語を、例えば、作家や政治家の言葉は、どのようにして読み手や聞き手の心に届く(届かない)のか、報道や広報の言葉は、不特定多数の大衆に伝わるように、どのように工夫されている(工夫が足りない)のかなど、社会と日本語の関わりについて具体的な事例を取り上げて調査・分析していきます。また、各自が取り組む個別のテーマを決め、卒業論文にまとめます。