機械工学専攻博士前期課程1年生の美上 航さんが，19th Japan International SAMPE Symposium において， The Best Student Presentation Awardを受賞しました．
美上さんは、CFRP（炭素繊維強化プラスチック）の有孔部分に金属のピンが挿入された場合の公差と圧縮強度に関する強度データを取得するとともに，積層数の違いに伴うピンの挿入公差と最終破壊挙動進展の違いをX-線CT 装置や断面研磨による顕微鏡によって詳細な観察を行い，このメカニズムを明らかにしました．本研究成果は，実際のCFRP構造物を設計する上での重要な知見となることはもちろん，実構造締結部分の公差がCFRP圧縮破壊にどのように影響しているのかを解き明かす学術的な研究として発展することが期待されます．
受賞発表題目：Estimation of Damage Behavior and Effects of Changes in Laminate Number in Filled-hole Compression of CFRP Laminates
受賞者：美上 航
