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卒業生の声

卒業生の声(福光さん)

福光 真歩(ふくみつ まほ)
大手通信事業会社(2026年卒業)


——簡単に自己紹介をお願いします

2026年3月に考古学専攻を卒業した福光と申します。現在社会人1年目です。
在学中は縄文時代の装飾品である貝輪に興味を持ち、そこから地域別の女性階層制について卒業論文を書きました。

——現在のお仕事を教えてください

東日本全域対象の通信会社にシステムエンジニアとして入社しました。まだ入社したばかりで、ネットワークやクラウド、社会人基礎等の研修の日々が続いています。
配属後は、営業担当がお客様から伺った要望に対して、技術的に実現できる方法を考え、設計・契約・構築・工事の管理・運用サポートまでを一貫して担当します。

——なぜ明治大学の考古学専攻に進学したのでしょうか?

私は高校時代から一般企業への就職を考えていたため、学生として自由に学問に打ち込める最後の機会になる大学では、自分が本当に興味がもてる分野を学びたいと考えていました。
もともと、人間の行動や文化がどのように形成されてきたのかに興味がありました。中学時代の夏休みの図書で何気なく考古学の本を読んでみた際、人々の暮らしや行動を解明していく考古学のアプローチと出会い、自分の関心を昇華するイメージが湧きました。
その中で明治大学を選択したのは、就職支援が手厚く、多くの卒業生がさまざまな業界で活躍していたからです。この専攻ではきっと専門職や教職を目指す学生が多いだろうと思っていましたが、明治大学では一般企業へ就職する選択肢も十分に確保できると考え、安心して自分の興味のある学問に打ち込めると感じました。

——明治大学で考古学を学んで良かった,と感じることは何でしょうか?

『深く考える力』が身についたことです。
考古学は、さまざまな情報を集め「なぜそうなったのか」を考え続ける学問です。私自身も、古い論文を集めて要点を整理し、仮説を立ててつなぎ合わせていくという作業を何度も繰り返しました。
正解が最初から用意されていないので大変でしたが、自分なりの答えにたどりついたときの達成感はとても大きかったです。また、教授や同級生と一緒に議論しながら研究を進める中で、かけがえのないつながりもできました。
最近はAIの発達によって簡単に情報が得られるようになりましたが、だからこそ情報が正しいかっ見極めたり、自分の意見を持ったり、それをわかりやすく伝える力が重要になっていると感じます。考古学で培ったそうした力は、学生時代の商品開発活動や社会人になった今の仕事にも役立っています。

——受験生にアドヴァイスをお願いします

 『大学入学後の自分をイメージ』してみてほしいです。
受験勉強をしていると合格することだけが目標になりがちですが、その先にどんな学生生活を送りたいのか、どんな自分になりたいのかを、ぼんやりと想像してみてください。
そうすると、今の自分に何が必要なのか、何を頑張るべきなのかが見えやすくなります。これが私の受験期のモチベーションともなっていました。
少し先の自分を思い描きながら努力を積み重ねることで、不安が和らぎ、自信にもつながり、結果として良い結果がついてくると思います。

——なぜ現在のお仕事を選ばれたのでしょうか?

『新しいことを吸収することが好き』『課題を整理して考え答えを探す楽しさに気づいた』からです。
入学時は一般職に就きたいという以外には何も決まっていませんでした。しかし、在学中に考古学に打ち込んだり、夏休みに大学が募集していた商品開発コンペに参加してみたり、様々なアルバイトを経験してみたりして、自分の好き嫌い得意不得意を見つけていきました。
その結果この軸にたどり着き、日々新しいことを取り込み、それをお客様の課題解決に向けてアウトプットするIT・通信事業にたどり着きました。
システムエンジニアという職種でも「なぜこの問題が起きたのか」「どうしたら解決できるのか」を考えることが必要とされます。考古学からIT就職というと驚かれるのですが、蓋を開けてみると結構似ていると思いませんか。

——外から眺める明治大学っていかがですか?

明治のネットワークは広いなと感じています。
文化財・教育・郵便・ITと多様な業界で勤務している同級生と話す際に、「明治大学が〇十人いたよ」と聞くことが多いです。実際に私の会社では明治出身が一番多かったです。明治あるあるとかを話して仲良くなることもありました。