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在学生の声・卒業生の声

在学生の声・卒業生の声

在学生の声
ドイツ文学専攻 3年

皆さん、こんにちは。私は今、明治大学ドイツ文学専攻(以下、独文)でドイツ語圏の言語、歴史、文化を幅広く勉強しています。私がこの専攻を選んだのは、幼い頃からピアノを習っていて、ドイツや音楽の都、ウィーンの音楽について学びたいと思ったからでした。もちろん自分の好きなことばかりを勉強できるわけではありませんが、自分の好きなことはどこまでも追及できる専攻です。授業の様子は、ドイツ語で戯曲作品を演じたり、ドイツ語でジブリ映画を見たり。時にはドイツ料理を食べながらパーティをするなど、少人数ならではの、温かい雰囲気の中で勉強できるのが、独文の特徴の1つです。勉強する時は、明治大学の巨大な図書館や、インターネット、時にはCD,DVD等(自由にメディア鑑賞できる施設で)を利用するなど、学生の為の充実した施設が揃っています。
また、私は中・高の英語と独語の教員免許を取得する為、教職も取っているので、独文だからドイツ語漬けという訳ではなく、英語圏の文化や歴史、そして言語も多角的、実践的に学べる環境にあります。更に私は、独文にいながら英語力も高めるために、大学1年時にカナダに1ヶ月間留学しました。このように、自分の意欲さえあれば、専攻に関わらず多方面において学ぶこともできます。 受験生の皆さんに、もし少しでも明治大学やドイツ文学専攻の魅力をわかって頂けたなら、幸いです。受験勉強は辛く苦しいと思いますが、自分を信じて、決して諦めることなく皆さんが第一志望の大学に合格されることを願っています。
卒業生の声
日本アイ・ビー・エム株式会社
文学部文学科ドイツ文学専攻2020年卒業

大学卒業後、外資系ITコンサルティングファームに就職し、主に製造業のお客様に対してシステム導入を行っています。グローバルな環境で様々な国のメンバーと協業することや、業務の中で時々ドイツ語を使うこともあります。また社内のDiversity and Inclusion推進活動にも参加し、誰もが心地よく働ける環境の構築に、積極的に携わっています。

私は1, 2年生でドイツ語の基礎や文化について勉強し、その後約1年間、オーストリアのウィーン大学へ留学しました。現地ではドイツ語の語学の授業だけではなく、経済学の基礎を勉強したり、諸外国の教育について調査・議論する教育学のゼミに参加したりと、積極的に様々な授業に参加するようにしていました。
特に語学については、現地出身の学生とのコミュニケーションを通して生きたドイツ語に触れ、オーストリアの方言も学びました。帰国後は、ことわざや慣用句等言葉の使い方について学ぶ言語学のゼミに入り、オーストリアの方言を紹介することもありました。自身の知識を他者へ還元できたと感じた瞬間でした。
また教育学のゼミでは、現地の学生と一緒に調査やプレゼン準備をし、多様性に満ちた環境で活動を前進する楽しさ、ときに難しさも、体験しました。
これらの大学時代の学びや経験が、今の社会人生活に生きていると感じています。

ドイツ文学専攻では語学スキルの習得だけではなく、言葉を通じて様々な価値観に触れ、主体的に考える機会に恵まれます。多様化する社会の中で、自身のありたい姿や将来像を描き、意思決定をする際に役立っていると感じます。受験生も、在学生も、今の学びや経験が未来につながっていると信じて、一瞬一瞬を大切にしてもらえれば嬉しいです。