ALS(筋萎縮性側索硬化症)という病気をご存知ですか?
「あしたへ生きる」ということに真剣に向き合うこと。
今の自分の「気持ち・思い」を伝えるということ。
どちらも簡単そうにみえて、実はとても難しいことかもしれません。
1月13日(水)の六時限目の文学部の授業「ターミナルケア」において、
ドキュメンタリー映画『あした生きるという旅』の無料上映会を行います。
この映画は、ALSを発症し、運動機能を徐々に失っていくという現実に向き合いながら、31年間生き続けられた塚田宏さんの最期までの日々を記録したドキュメンタリー映画です。
塚田宏さんは毎年、文学部の授業「ターミナルケア」(小館貴幸講師)のゲストスピーカーとして明治大学に来て下さり、学生に強い印象と深い学びをもたらしてくださいました。
この作品は、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2015において、長編部門(国際コンペティション)「SKIPシティアワード」を獲得した作品です。
当日上映後には、塚田宏さんを追い続けた内田英恵監督、ALSを発症した夫を支えて世界中のALS患者と交流するために共に旅をした、この映画の主役の1人である妻の塚田公子さん、息子である学さん、現代社会学の平山満紀先生をお迎えして、皆で自由に語り合う座談会を予定しています。
今日という日を生き、そして「あしたへ生きる」。
多くの人々の「生」と「死」への思いや、「夫婦の愛」を感じることができる映画です。
その「思い」のあたたかさを、ぜひ感じてみてください。
授業内での上映ですが、とても貴重な機会ですので、学部・学年を問わず、どなたでも歓迎致します。ご興味のある方は、どうぞ足をお運びください。
日時 2016年1月13日(水)
映画上映 18:00~19:30
上映後座談会 19:40~20:10
開催場所 明治大学リバティータワー1階 リバティーホール(1013教室)
参加費 無料(予約不要 どなたでも参加OK)
ドキュメンタリー映画『あした生きるという旅』ポスター