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文学部

杉山春子兼任講師による講義「東スラヴ諸族の国家と言語文化」を公開いたしました

2022年06月21日
明治大学 文学部

 文学部では、各分野での専門家による公演や講義を公開する計画をしています。その第一弾として、杉山春子兼任講師による講義「東スラヴ諸族の国家と言語文化-文明の源流を訪ねて-」を公開いたします。

<講師からのメッセージ>
「平和」を願う今、このような時こそ、東スラヴの文明の源流に遡って、文明と人間について国際理解を深めたいものです。本講義では、東スラヴ諸族の最初の集権国家、古代ルーシはどのようにして成立し、どのような文明を生んだのか、ロシア語、ウクライナ語の土台となった言語文化は、どのようにして形成されたのか、豊富な映像をまじえて分かりやすく浮き彫りにしていきます。

<講師紹介>
杉山 春子   明治大学文学部兼任講師
専攻分野  ロシア文学、比較文学、フランスとロシアの芸術文化交流
パリ・第4(ソルボンヌ)大学スラヴ学専攻博士課程終了、博士DEA、第3課程(博士)ディプロム取得。国際ロシア語・ロシア文学教授者協会認定ディプロム取得(サンクト・ペテルブルク大学)。
NHK国際局ヨーロッパ班ロシア語アナウンサー、早稲田大学語学教育研究所講師、東京藝術大学音楽学部講師をへて現職。著書に「カラムジーン著『学問、芸術および啓蒙について』-考訂定本、翻訳、原典批評-」、論文に「カラムジーンの小説『ボルンホルム島』の解釈」(日本ロシア文学会優秀報告賞)、エッセイに「フランスの中のロシア点描」等。

収録日 : 2022年5~6月
収録場所: 駿河台キャンパス 12号館スタジオ