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櫻井 智美 SAKURAI Satomi

 SAKURAI Satomi
職格 教授
学位 博士(文学)
最終学歴 京都大学文学部・同大学院文学研究科(歴史文化学専攻)
研究業績等 http://gyoseki1.mind.meiji.ac.jp/mjuhp/KgApp?kojinId=040102
E-mail sakurais■meiji.ac.jp(■を@に置き換えてください)
専攻分野(研究分野) アジア史専攻 モンゴル時代(13~14世紀)中国の政治・制度・社会・文化について総合的に研究する

研究テーマ

11世紀から15世紀における中国の政治・制度・社会・文化の諸相について多面から考察し,東~内陸アジア世界の変容を具体的に跡づけることが目標。

キーワード

モンゴル 元代 中国近世 祭祀

主な担当講義

演習Ⅰ(アジア史),東アジア近世史AB

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受験生・学生へのメッセージ

みんなから浮いた格好をしてはいないか,人とは違う考え方をしてはいないか,日本に暮らす私たちは多かれ少なかれ,そんな不安に襲われることがあるでしょう。しかし,外国について学び,歴史を学び,世界中にさまざまな文化があることを知って,初めて自由な発想が生まれると思います。アジア史専攻では,アジアの歴史を専門的に学び,考えることで,同時に多様な価値観の存在を体験できます。私自身も,モンゴル時代(ほぼ13~14世紀)の中国を中心に研究を進めており,異なった考えを持つ人たちが,制度や文化の違いをどのように乗り越えて国を作り上げていくのか,という問題に常に向き合っています。経験豊富な教員と恵まれた図書資料が待っています。今まで知らなかった世界へと飛び込み,自在に旅してください。

主な著書・論文

『事林広記』に見る江南知識人の正統意識-「地輿類」の分析を中心に-(『駿台史学』178,2023年)
元朝の歴史-モンゴル帝国期の東ユーラシア(共編著,勉誠出版,2021年)
元代江南士人にとっての「中国」-「混一南北」の意味から考える-(『東洋史研究』78-1,2019年)
曹彬不嗜殺人-元代における曹彬故事の採用とバヤンの評価(『明大アジア史論集』23,2019年)
元代の南海廟祭祀(『駿台史学』163,2018年)
元大都的東岳廟建設与祭祀(『元史論叢』13,2010年)

出身地

熊本県

趣味・特技

アジア映画,外国のコーヒー缶収集,中国料理