深谷友理さん（大学院経営学研究科博士後期課程、指導教員：鈴木研一専任教授）が国際戦略経営研究学会学会賞（論文部門）を受賞しました。
10月
2日に二松学舎大学九段キャンパス（東京都千代田区）において開催された国際戦略経営研究学会年次大会（オンライン開催）において表彰・授賞式が行われました。
対象となった論文は、"Four Levers of Control System Impact on Frontline Employees’ Initiative Job Improvement"で、国際戦略経営研究学会の論文誌Journal of Strategic Management Studies（Vol.13, No.1, 2021年9月発行）に掲載されたものです。
マネジメント・コントロール・システム研究では、予算管理システムだけでは、不確実な環境に適応するように現場の従業員の活動を管理することが難しいことが指摘されていました。
このような背景に対して、深谷さんの論文は、予算管理システムだけでなく、組織のコアバリューやパーパスを内在化するように促すシステムや、従業員間の対話を通して情報交換を促すシステムを併用することで、現場の従業員の自発的な行動を動機づけることができることを、量的・質的調査を用いて明らかにしました。
受領した表彰状及び楯