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第4回 6月2日(木) テーマ趣旨/講師紹介

「ユーラシアの多様性、過去・現在・未来」

ユーラシア大陸には民族と宗教が豊かな歴史的重層性をもっていきづいていますが、単に博物館の中だけでは論じられません。たとえば、チベット、雲南、タイに繋がる地帯では「メコン流域開発」が問題化し、またかつて東西交流史の舞台であった中央アジアでは中国主導の「二つのシルクロード構想」が鋭くかかわっています。本講義は、ユーラシアの多様性を「移動」「開発」「交流」などのキーワードとともに考える講座です。

川野明正: 法学部教授,教養デザイン研究科担当 1967年東京都生れ。

プロフィール
2000年東京都立大学大学院人文科学研究科中国文学専攻博士課程満期退学。
専攻:中国民俗学 著書:『中国の〈憑きもの〉─華南地方の蠱毒(こどく)と呪術的伝承』風響社、2005年 『雲南の歴史─アジア十字路に交錯する多民族世界』白帝社,2013年など。

 

羽根次郎 : 政治経済学部専任講師,教養デザイン研究科担当 1974年横浜市生まれ。

プロフィール
1996年一橋大学社会学部卒業。同大学院言語社会研究科在学中に中国天津市に渡り、2010年より中国社会科学院近現代史研究所にてポストドクター。2013年に帰国、愛知大学現代中国学部助教を経て本学専任講師。専門はユーラシア東西交流史、現代中国社会論。


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教務事務部 大学院事務室(教養デザイン研究科担当)

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明治大学大学院