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第6回 6月4日(土) テーマ趣旨/講師紹介

試演「水滸(みずのほとり)譚——ある水辺から—— 」

 


 今回の試演ではテント空間を、ある海と川のほとりと設定し、そこに一時人びとが流れ着くような試みをやってみたい。テーマは「帰還」である。参加者の国籍、年齢、位置が多様になる為、おそらく一人ひとり違うものを背負っているであろうが、過去や現在の世界、社会、個々の状況と向き合いながら、私たち「類としてのヒト」はどこに帰還していくのかを考察してみたい。テント空間が、わずかにでも撓(しな)ることを願う。
 

劇団「野戦之月海筆子」

プロフィール

 1994年の旗揚げ以来、テント劇を持続してきたゆるやかな集団。東京を拠点に日本全国各地、海外では台湾や北京、韓国でもテント公演を行っている。代表は桜井大造。近年の活動としては2011年秋、被災地石巻4カ所、首都圏3カ所にて『フクビキビクニ譚』。2013年5月、東京夢の島公園において『蛻(もぬけ)てんでんこ』を上演。2014年9月、東京夢の島公園において『百B円 神聖喜劇』を上演。2015年8月、横浜寿町と東京隅田公園山谷堀広場にて『ぐぁらん洞スラム 正伝』、9月東京立川にて『ぐぁらん洞スラム・モール』を上演。



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明治大学大学院