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第7回 6月18日(木) テーマ趣旨/講師紹介

東洋演劇の実技と哲学について <京劇の体験型ワークショップ>

東洋演劇は、近代西洋とは違う発想から成り立っています。中国の京劇や日本の能楽の演技の根底には「個性は醜い。美は普遍的で没個性であるはず」「真のリアルさは写実とは違う」「演劇の本質は再生呪術である」などの暗黙知的なコンセプトがあります。京劇のプロ俳優である魯大鳴先生に歌や演技の型を実演していただきつつ、われわれ東洋人の本来の人間観、世界観についてわかりやすく解説します。演劇に興味のない人もぜひどうぞ。

魯大鳴(ルー・ダーミン/ろ だいめい) 氏

プロフィール
京劇俳優。1958年中国北京生まれ。「北京風雷京劇団」でプロ俳優として活躍したあと、1987年に来日。日本での京劇普及に取り組む。京劇教室や講演の開催、能役者との共演、宝塚歌劇団での演技指導、NHKの教育番組「テレビで中国語」出演など多方面で活躍。明治大学でも中国語や京劇の授業を担当。著書に『京劇役者が語る京劇入門』駿河台出版社、『京劇への招待』小学館、『京劇入門』音楽之友社、等。


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