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情報コミュニケーション
学部

映画『約束~名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯~』上映を行いました

2014年07月17日
明治大学 情報コミュニケーション学部

「シリーズ 冤罪と死刑 2014」ポスター「シリーズ 冤罪と死刑 2014」ポスター

映画上映後のアフタートークの様子映画上映後のアフタートークの様子

 2014年7月5日(土),情報コミュニケーション学部は,アムネスティ・インターナショナル日本との共催で,「シリーズ 冤罪と死刑2014 その二 映画『約束~名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯~』上映」を行いました。
 この映画は、1961年3月におきた名張毒ぶどう酒事件で死刑判決を受けた奥西勝(88)氏が獄中から冤罪と再審を求め続けた53年間を描いたドキュメンタリー作品です。
 上映後、ゲストとして袴田事件で弟の冤罪を晴らすべく活動を続けてきた袴田秀子さんによる講演が行われ、この3月、再審・保釈が認められた袴田巌さんの近況などが報告されました。
 また、本学部の森達也特任教授、そして、名張毒ぶどう酒事件の関係者による講演が行われ、この二人に加えアムネスティ・インターナショナル日本の若林秀樹事務局長の三名による対談が行われました。
 このシンポジウムから警察・検察・司法の問題、今や世界で140か国が死刑を廃止している中で死刑執行を続ける日本の死刑制度の問題などを知ることができました。
 教員・学生・一般の方を含め150名の参加者があり盛況な会となりました。

 参考:アムネスティ・インターナショナル日本『冤罪と死刑2014(その2)映画『約束~名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯~』上映と森達也さんらのトーク』